鍋蓋山〜摩耶山

天気:
メンバー:T
行程:鈴蘭台駅 9:10 …天王吊橋 9:50 …鍋蓋山(486m) 10:20〜10:25 …桜茶屋 11:20 …摩耶山(699m) 13:05〜13:25 …杣谷峠 14:20 …車道に出る 15:35 …六甲駅 16:10
ルート地図 GPSのログを地理院地図に重ねて表示します。

昨年9月、神戸に所用で出かけた序でに、六甲全山縦走路を日帰りでどこまで歩けるか、チャレンジしてみた(山行記録)。総延長約53kmにも及び、標準的に約15時間を要する縦走なので、はなっから完全踏破できるとは考えていなかったが、低山ながら間に市街地を挟んでいくつものピークを越える激アップダウンのルートに加え、高い湿度と気温に気力と体力をゴリゴリ削られて、約21km歩いた天王吊橋で離脱し、鈴蘭台駅にエスケープした。せめて半分は歩きたかった。この続きは是非、歩いてみたい……。

……と思っていたら、その機会は意外と早く巡って来た。6/20(木)に尼崎へ所用で出かけることになり、6/21(金)に前週の休日出勤の代休を取得。金土日3日間の休暇で周辺の山を歩こうと計画し、まず手始めの金曜日に六甲全縦の続きを歩いてきました。

前日は所用と宴会の後、新開地駅まで鉄道で移動して、駅近くのホテルにチェックイン。当日は始発列車に乗る予定であったが、朝起きてみるとザンザン雨が降っている。天気予報を確認すると9時位から晴れるそうなので、出発を遅らせる。近くの吉野家の開店時間(8時)を見計らい、出先の山歩きの軽装(トレランシューズ+布製ザック)で折り畳み傘を差して出発。吉野家で朝食に牛丼大盛りと豚汁をしっかり摂り、コンビニで昼食のパンやペットボトル飲料を買ったのち、新開地駅から鈴蘭台駅行きの列車に乗車する。

ちなみに新開地から次の湊川までは神戸高速鉄道、湊川〜鈴蘭台は神戸電鉄の路線なので、券売機で鈴蘭台までの乗車券を買う際は神戸電鉄のボタンを押す必要があり、初見では❓となる。平日の下り列車なので、乗客は少ない。

列車は神戸市街から急勾配で六甲山地を越え、山上に広がる住宅地に入って鈴蘭台駅に到着する。予報通り雨が上がって青空が広がり、絶好の山歩き日和となる。鈴蘭台駅から前回離脱地点の天王吊橋まで車道を歩く。交通量の多い有馬街道の路側を身を竦めて歩き、長い小部トンネルを通り抜けると、落石防止柵の隙間に縦走路への取り付き口がある。

鈴蘭台駅
駅ビルに北区役所が入居
突き当たりの小部橋を渡って
有馬街道を右へ
小部橋から天王吊橋の方向を眺める
有馬街道から縦走路への取り付き口

取り付き口から踏み跡を辿ると、すぐに天王吊橋の袂に着き、六甲全山縦走路に合流する。ここから縦走を再開。まず、鍋蓋山への急な登りにかかる。前回はこの急坂を見上げて、もう無理と思い、縦走を断念した。今日はもちろん元気なので楽勝だが、前回、もしここを登っていたら絶対力尽きただろうな、と思える急登が続く。

天王吊橋
六甲全山縦走路の前回離脱地点
鍋蓋山に向かって急登
少し傾斜が緩んで木洩れ日が射す

樹林に覆われて薄暗い急坂を登ると、ようやく傾斜が緩んで日が射し込む。一つめの送電鉄塔を通過。少し登って振り返ると、鈴蘭台の住宅地が眺められる。

一つめの送電鉄塔を通過
送電鉄塔越しに鈴蘭台を振り返る

さらに尾根を緩く登って二つめの送電鉄塔の基部を潜る。樹林に覆われて展望はないが、振り返って木の切れ間から菊水山を眺める。前回、最後に踏んだピークだ。あの山の登りは暑くてきつく、頂上では東屋の日陰にひっくり返って休んだなあ、と記憶が蘇る。今日は、尾根上では風が良く吹き抜けて涼しく、至極快適だ。

2つ目の送電鉄塔を通過
振り返って菊水山を望む

樹高が低くなって日当たりの良い尾根道を緩く登ると鍋蓋山の頂上に着く。頂上は広い平地となり、中央に三角点標石がある。南面が大きく開け、神戸市街や大阪湾、遠く淡路島や和歌山の山並みが見渡せる。これは素晴らしい展望だ。「鍋割山展望所」の標識があり、ベンチや眺望説明板が設置されている。南面の一段下にも広場があり、多数のベンチが置かれ、今日は平日なので他に誰もいないが、大勢のハイカーが憩える山頂となっている。

なだらかな尾根を登る
鍋蓋山頂上
鍋蓋山から神戸市街を俯瞰
鍋蓋山から菊水山(右)、旗振山方面を望む

ベンチに腰掛け、展望を楽しみながら水を飲んで一休みしたのち、出発。尾根道を下ると、右に七三峠への道、続いて左に鍋蓋北道を分ける。分岐が多いが「六甲全山縦走路」と書かれた道標が分岐毎に設置されているから、安心して歩ける。幅広い尾根道からゆるゆる下って浅い谷間に入ると、左に再度(ふたたび)公園への道を分ける。

縦走路を先へ進む
右に七三峠への道を分ける
左に鍋蓋北道を分ける
左に再度公園への道を分ける

このすぐ先で「大龍寺0.1km」の道標があり、左に石段道が分かれる。すぐ近くだから、大龍寺に立ち寄ってみよう。寺なのに何故か赤鳥居を潜って境内に入ると毘沙門天を本尊とする御堂が建つ。その右隣の御堂が大龍寺の奥の院で太子堂とのこと。

左の大龍寺への道に入る
右の御堂が大龍寺太子堂

太子堂正面の参道を下り、白亜の会館の脇を通ると石畳の参道となる。道に沿って西国三十三観音の石仏が建ち並ぶ。仁王門を潜ると道端に「毎日登山壱萬回塔」という石碑があり、達成者3〜40名の氏名が刻まれている。一万回はすごいなあ。毎日欠かさず登っても約27年かかる(そう言えば金剛山でも登山回数ランキングを見た。トップが15000回を超えていて喫驚)。参道石段を下り、右から六甲全縦の山道を合わせる。

参道を下る
縦走路(左)に合流

車道に出て下り、比較的新しくて大きな山門を潜る。ここが大龍寺の正面入口で、太子堂から下り約8分。全体もかなり大きな寺だ。山門前の車道を横断し、「←市ヶ原1.1km 新神戸駅3.4km 摩耶山5.3km」の道標にしたがって谷沿いの車道を下る。

大龍寺山門
車道を下る

この車道は落石や強風で落ちた枝葉が路面に散乱し、車の通りは稀な様子。右側の渓流(再度東谷)は雨上がりということもあって水量が多く、涼を感じる。途中、高雄山(476m)への登山道を分ける。高雄山にも興味を惹かれるが、結構な登りがあり、ちょいと立ち寄るという訳には行かないようなので通過。

再度東谷沿いの荒れた車道を下る
高雄山登り口

やがて車道終点となる。右手に沢を渡ってトンネル入口があるが、そちらは進入禁止。終点から山道に入ると、再度東谷と生田川の出合に着く。出合には河原が広がって開放的。焚き火の跡があるところを見るとキャンプする人も居るようだ。ここが市ヶ原らしい。気持ち良い場所で、休憩中のハイカーさんも居られる。

木橋で生田川を渡り、僅かに登って生田川左岸に通じる幅広い道に出る。ここに桜茶屋という売店?の建物があるが、平日のためかシャッターが降りている。綺麗なWCもあり。この地点が全縦・半縦分岐で、半縦の場合はここから新神戸駅に短距離で抜けられる。

車道終点から山道に入る
市ヶ原で生田川を渡る
広く開けた河原
桜茶屋(奥にWC)

ここから摩耶山に向かう。しばらく生田川の渓流に沿って進む。道沿いには市民山岳会の山荘が何軒かあり、この辺りまでは車も進入可。神戸市街から程近い場所だが、山深い雰囲気がある。「天狗道」の石標で右折し、山腹を登り始める。右手の緑濃い山の上には布引ハーブ園と思しき建物の屋根が見える。

「天狗道」石標で右折
布引ハーブ園を見上げる

左に黒岩尾根・トエンティクロス方面への山道を分けると、いよいよ摩耶山への長い登りに取り付く。木の階段道を急登。傾斜が緩むと右に布引ハーブ園への道を分ける。少し下りにかかると、行く手の尾根が高く盛り上がって見える。この登りが稲妻坂だ。

全山縦走路(天狗道)は右へ
階段道を急登
布引ハーブ園分岐
稲妻坂の登りを見上げる

鞍部から登り返して稲妻坂に取り付く。名の通り、急斜面をジグザグに登る坂で、なかなかきつい。これを登り切ると右に学校林道への道を分ける。

稲妻坂の登り
学校林道分岐

しばらく尾根を絡んで小さな上下のある道となり、一息つける。再び、行く手に高い尾根を望む。たぶん、あの天辺が摩耶山の頂上の一角だろう。

尾根を絡んで上下
摩耶山を仰ぐ

摩耶山への登りは岩場を交えた急登となる。相変わらず展望のない登りが続く。電波反射板のあるピークを過ぎると登りが一段落。少し下ったところに見晴らしの良い岩場があり、神戸市街を俯瞰する。足元の谷が意外と深く険しい。大都会に接して、よくもまあこんなに険しい山地があるな、と思う。

岩場を交えた急登
電波反射板を通過
見晴らしから神戸市街を俯瞰
左に地蔵谷・アドベンチャールートを分ける

左に地蔵谷・アドベンチャールートを分けると摩耶山への最後の登りとなり、やがて石段が現れる。登り着いたピークには電波塔が建ち、反対側の尾根から車道が通じている。

摩耶山へ最後の急登
摩耶山上の電波塔に登り着く

電波塔の脇を通り、駐車スペースから右手の高みに通じる踏み跡を登ると、鬱蒼と茂る樹林の中に赤鳥居が建ち、数個の巨石の塊や「天狗岩大神」の石碑がある。「天狗岩」の説明板もあり、次のように記されている。

奥之院の北の山頂にあるこの天狗岩という巨石は、広さ八畳ともいわれ、伝説によると摩耶山の僧が山中に出没する天狗を封じ込めたところだという。行者岩とも称され、今日でも修験道者が信仰の対象としているが、古い山岳仰の岩坐(神が降臨するといわれる巨石)だったのであろう。この岩の名も、その北方から布引市ヶ原に至る山道、天狗道の名も、ともにそこで修行する山伏の姿を見た山麓の農民が山伏たちを天狗と思って名づけた呼び名であろう。

登るまで全く知らなかったが😅、なかなかに由緒ある山である。頂上から南に下ったところにはかつて山上寺という古刹があったが、1976年に火災で焼失し、摩耶山上に移転・再建され、跡地は摩耶山史跡公園として整備されているとのこと。史跡公園を通るルートも興味を惹かれる。

天狗岩の背後に摩耶山の三角点標石(699m)があり、「摩耶山頂 三頭三角点」との標識が建っている。摩耶山の最高地点(702m標高点)は、うっかり訪ねそびれた。

天狗岩大神
摩耶山頂上(三角点)

既に13時を回っており、腹が減った。天狗岩の鳥居の前に腰を降ろして、ペットボトル飲料とパンで昼食をとる。

さて、この先はどうしようか。雨で出発が遅れたが、鍋蓋山と摩耶山に登頂できたので、十二分に満足している。しかし、折角だからもう少し縦走路を進んでみよう。六甲全山縦走MAPを眺めてつらつらと検討。杣谷(そまだに)峠まで縦走路を辿り、そこから杣谷川沿いの登山道を下って、阪急六甲駅に下山することにする。

摩耶山の頂上から戻って、車道を先に辿る。すぐに「摩耶ロープウェー山上駅」バス停があり、右に入るとロープウェー駅と掬星(きくせい)台と称する展望広場がある。なお、このバス停は六甲ケーブル山上駅と摩耶ロープウェー山上駅の間で運行されている六甲摩耶スカイシャトルバスのバス停だそうだ。

摩耶山三角点登り口
摩耶ロープウェイ山上駅バス停

掬星台はロープウェイで上がって来られるので、観光客がパラパラと居る。ここからの展望は観光地として有名なだけあって一見の価値があり、鍋蓋山に比べると標高が高い分、神戸市街を見おろすような眺めが得られる。また、函館山(北海道函館市)、稲佐山(長崎県長崎市)と共に日本三大夜景に選ばれているそうで、夜景も見てみたい気がする。

東に延びる六甲山地の山並みも眺められる。ここまでのアップダウンの多い縦走路と比較して、この先は高原のような平坦な稜線が連なり、見えている範囲は楽そうに見える。距離は長いが、全山縦走路の残り区間は一気に行けるかな。自販機で冷たいジュースを買って飲み、一休みしたのちリスタートする。

摩耶ロープウェイ山上駅(星の駅)
掬星台
掬星台から六甲山の展望
掬星台から神戸市街を俯瞰

掬星台から車道を辿り、途中で右の歩道に入る。石畳の歩道を緩く登ると、「↑摩耶の石舞台」との道標があり、右に枝道が分岐するので、立ち寄ってみる。すぐに小さな展望台に着くが、残念ながら眺めは掬星台と同様か、木立に遮られる分、ちょっと劣る。2012年に絶景スポットとして愛称が決定されたそうだ。

右の歩道に入る
整備された歩道を歩く
摩耶の石舞台
摩耶の石舞台からの展望

歩道に戻って先に進むとドンガラと工事の音が響き、土埃が舞って何事かと思う。オテル・ド・摩耶(旧神戸摩耶ロッジ)という宿があったが、休業して解体中とのこと。

宿舎前の車道を通り、忉利天上寺(再建された摩耶山天上寺)裏手の尾根上を進む。六甲全縦の道標に従って、車道から右に分岐する山道に入る。地形図によると、この辺りに摩耶別山(717m)というピークがあるはずだ。高みを目指して脇道に入ったら、頂上はフェンスで囲われた配水地になっている。全く頂らしくなく、山名標識の類もなくて、ピークハンターな私としてはがっかり。

解体中の旧神戸摩耶ロッジ
摩耶別山頂上(摩耶接合井跡地)

縦走路に戻り、アゴニー(agony)坂と呼ばれる急坂を下ると、再び車道(奥摩耶ドライブウェイ)に合流する。平日のせいか、車の通りはほとんどない。

アゴニー坂を下る
奥摩耶ドライブウェイに出る

車道を下ると左に穂高湖に下る遊歩道を分ける。穂高湖は生田川の源流域にある。周辺にはシェール槍というピークもあり、ここは北アかな。興味を惹かれて立ち寄ろうかとも思うが、そろそろ疲れてきたので、またの機会に。すぐ先に杣谷峠入口があり、休憩舎や綺麗なWCがある。左に長峰山(天狗塚)への山道を分け、僅かに登ると杣谷峠で、石垣を積んだ切り通しとなっていて、古の峠道の風情がある。

杣谷峠入口
杣谷峠

峠から南面に下る道は幅広く、急な箇所には石段があって歩き易い。谷へ下ると水流が現れ、飛び石ならぬブロック伝いで何度か流れを渡る。山腹をトラバースする箇所には柵が設置され、良く整備されている。大きな砂防堰堤の横を通過し、その下流で右岸から左岸に渡る。ここは不安定な飛び石伝いの渡渉となり、雨後で水量が多めなこともあって、ちょっと注意を要する。

石段道を下る
沢を渡る
谷に沿って山腹をトラバース
飛び石伝いで渡渉

この先も数箇所、沢を渡る箇所がある。小滝の落口を渡る箇所もあり、ここを渡るには太い導水配管を利用せざるを得ない。下って、この小滝を見上げると、赤い岩盤の上を水が滑り落ちて、なかなかの美瀑である。

配管を利用して渡る
小滝

さらに渡渉箇所があり、飛び石伝いに渡るのにバランスを要す。巨大な摩耶第二堰堤を越え、鉄階段を下る途中でマムシっぽい小さな蛇を見て、ギョッとする。下から見上げる堰堤は首が痛くなるほど高い。険しい山地に隣り合う都市を土砂災害から守るには、やはりこれほど大規模な土木設備が必要になるんだな。

後日調べて初めて知ったが、神戸市では昭和13年に、梅雨末期の集中豪雨によって六甲山系を源とする中小河川が氾濫し、土石流が市街に押し寄せて死者・行方不明者695名を出す大災害(阪神大水害)に見舞われている。その後の復興において、百年の計画で砂防事業、河川改修が行われているそうである。

砂防堰堤の脇を鉄階段で下る
巨大な砂防堰堤を見上げる

この先も砂防堰堤と渡渉が連続する。一般的なハイキングコースよりは難度が高く、面白い。崖を開削した道となり、その途中に案内看板がある。それによると、この道(杣谷道)は徳川道とも呼ばれ、江戸時代末期に外国人とのトラブルを避けるため、海沿いの主要幹線である西国街道を迂回するバイバスとして、幕府の命によって作られたが、利用されないまま開国を迎えて廃道になった。しかし、大正時代からハイカーに歩かれて徳川道と呼ばれるようになった、とのこと。いやー、街道の迂回路にしては険し過ぎ。

砂防堰堤の下で沢を渡る
神戸市街に近づく
何度も沢を渡る
斜面を切り開いた道

山麓に近づいて傾斜が緩む。最後の渡渉箇所は流れの細い所をジャンプ。この先で右に山寺尾根を経て摩耶山に直登するコースを分けると、右岸の高いところのトラバース道となり、程なく車道に出る。ちょうど学校が終わった時間帯らしく、グループでわいわい騒ぎながら下校中の中学生に混じって、住宅地の間の坂道を下る(カメラを向けて怪しまれてはいけないので、中学生は写真には映っていない😅)。

ジャンプして沢を渡る
山寺尾根入口
車道に出る
山麓の市街地を下る

山麓の東西方向に延びる大通りに出、阪急六甲駅を目指して左(東)へ進む。途中、杣谷川を渡る橋から上流を眺めると、石組三面張りで急傾斜の水路が一直線に延びる。大雨の時の増水は凄そうだ。

杣谷川を渡る
阪急六甲駅に到着

六甲駅に着き、新開地駅まで阪急電鉄神戸線で戻って、ホテルに帰る。シャワーで汗を流して着替えてから外出し、近くの豊味という中華で夕食。生中×2、焼餃子、海鮮チャーハンを頂く。山歩きの後の冷えた🍺は最高だねえ。

さて、明日はどこに行こうか。予報によると午後から天気が崩れるらしいので、有馬温泉駅から半日行程で周回できる有馬三山に登ることにして、就寝した。