水ノ塔山〜東篭ノ登山〜三方ヶ峰

天気:
メンバー:T
行程:駐車地点 7:40 …深沢渓谷入口 7:55 …ねんぼう岩 8:35〜8:55 …登山道入口 9:00 …温泉源泉 9:40 …高峰温泉 10:20〜10:30 …水ノ塔山(2202m) 11:35〜11:50 …東篭ノ登山(2228m) 12:35〜13:05 …兎平 13:40〜13:55 …三方ヶ峰(2041m) 14:20〜14:30 …兎平 15:25 …高峰温泉 16:10 …深沢渓谷入口 17:25 …駐車地点 17:40
ルート地図 GPSのログ(赤:往路、青:復路)を地理院地図に重ねて表示します。

関東甲信は7/16に梅雨明けした。週末の天気予報はどこも快晴で、いよいよ夏山シーズンが始まる。本格的に暑くなるから、標高2000m以上の高山に登りたい。『新版信州の山』を参考にし、深沢川コースから城戸平コースへ周回して、水ノ塔山、東篭ノ登山、三方ヶ峰に登る計画を立てた。

水ノ塔山と東篭ノ登山には、2012年9月に高峰温泉に宿泊して登ったことがある(山行記録)。このとき、高峰温泉のそばで後掲の「深沢歩道案内板」を見て、深沢川からの登路(深沢川コース)があることを知り、一度歩いてみたいと思っていた。

城戸平コースは三方ヶ峰の南面、深沢川右岸尾根上のコースだ。『新版信州の山』によると、山麓の糠地集落の住人が登る道とのこと。三方ヶ峰からの下り口が判り難いらしく、少々不安だ。で、実際に三方ヶ峰に行ってみると不安が的中。下り口が見つからず、城戸平コースをトレースすることは断念。往復とも深沢川コースを歩いてきました。

桐生を車で出発。高速を小諸ICで降りて、高峯山の山裾を登る。糠地集落の細い路地を通り抜け、尾根を一つ越えて深沢川の谷に入る。思いの外に大きな渓谷で、車道は山腹の高い所をトラバースして山奥に入って行く。深沢ダムへの枝道を右に分け、少し進んだ地点の路側スペースに車を置く。さらに奥まで車で入れるが、その分、城戸平コースを降りてからの車道歩きが長くなるのを避けて、この辺にしておく(しかし、結局は深沢川コースを往復したから、余分に歩く羽目となった)。

車外に出ると、既に標高は1100mを越え、緑陰の空気はヒンヤリと涼しくて気持ち良い。ただし、アブが多いのが玉に瑕。集られないように手早く準備して、早足で歩き始める。車道の右側には、木立を透かして、高原野菜の畑が広がっているのが見える。路面には、木の葉をロールキャベツのように巻いた、オトシブミの揺り籠がポツポツと落ちている。

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駐車地点

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オトシブミの揺り籠

高原野菜畑が尽きてしばらく歩くと、深沢渓谷入口に着く。広い駐車場があり、ここまで車で入れる。立派なWCもあるが、当面の間、閉鎖との張り紙がある。この先は未舗装の林道となり、ゲートが閉じられていて、車両は侵入できない。ゲートの脇に「深沢渓谷案内図」の比較的新しい看板あり。森林管理局と小諸市で遊歩道を整備したらしい。

相変わらず飛び回るアブを引き連れつつ、早足で林道を進む。そういえば、烏帽子岳に南麓から登ったとき(山行記録)もアブが多かった。浅間連峰南面はアブに注意。

やがて炭焼窯跡を通る。説明板があり、昭和40年代まで使用されていた白炭用炭焼窯の跡とのこと。この辺りの森林は薪や木炭の生産に利用されていて、そのような林を薪炭林と呼ぶそうだ。

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深沢渓谷入口

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炭焼窯跡

行く手に高峯山南尾根の斜面を高く仰ぎながら、渓谷の底を遡る。陽射しを燦々と浴びて、森林の緑が明るく輝く。上空には青空が広がって、いかにも夏らしい風景だ。

林道が深沢川を渡って左岸に移る地点に「←遊歩道 延長 0.8km」の道標がある。かつては渓流沿いに遊歩道があったようだが、現在は出水のために荒れて、道型が不明だ。林道をそのまま辿る。林道も渓流沿いなので、遊歩道と距離はほとんど変わらない。

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緑濃い渓谷を遡る

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遊歩道分岐

右側に屏風岩と呼ばれる帯状の岩壁を見て、その下の薄暗い樹林帯を進む。やがて行く手の左側に、斜面に突き立つ巨大な岩塔が見えてくる。これが、ねんぼう岩だ。

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シモツケ

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ねんぼう岩が見えてくる

草深い遊歩道と合流し、右岸の支流との出合で、東屋と「←ねんぼう岩 高峰高原方面→」の道標のある開けた平地に到着する。この地点からは、対岸のねんぼう岩がよく見える。近年の出水(多分、2019年の台風19号)により、東屋は土石と流木に埋もれ、ねんぼう岩への歩道も、本流に架かっていた橋が流失している。

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東屋が現れる

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出水で埋もれかけた東屋

本流を幅の狭い所で跨いで渡り、支流を木橋(こちらは健在)で渡る。草深い広場の一角に、ねんぼう岩についての説明板がある。それによると、捻棒の形をした岩で俗に「ねんぼ岩」といい、岩の上には弁慶の金の茶釜が隠してあると言い伝えられているそうな。

説明板の奥から木の階段道を登って、ねんぼう岩に近づいてみる。この道は、ねんぼう岩の基部の手前、棘のある草藪の中で消える。見上げるねんぼう岩は巨大で迫力がある。

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東屋付近からねんぼう岩を望む

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ねんぼう岩に近づいて仰ぐ

林道に戻り、渓谷を奥へ進む。やがて「高峰高原方面 登山道延長 2.7km→」の道標があり、右に登山道が分岐する。登山道に入ると、入口は笹に覆われているが、すぐに樹林帯の中の明瞭な道型となり、藪もない良い道となる。

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登山道入口

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左岸を緩く登る

左岸の緩斜面をトラバースして緩く登って行く。所々、木立を透かして、行く手の高い稜線を望む。渓流の瀬音が一段と大きくなったので、滝があるのかと思い、踏み跡を辿って水流に近づいてみると、古い石積み堰堤から豊富な水量が落ちていた。

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古い石積み堰堤

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クマ出没注意の看板

深い樹林の中、なおも緩斜面を横切ってゆるゆると登って行く。小さな支流を渡り、「危険!クマ出没注意」の看板の前を過ぎる。やがて、出水の土石で渓流が埋まった河原に出る。道型は消え、ピンクテープを追って河原を突っ切り、古い木橋で渓流を渡って、短い梯子を登る。右岸に道が続くが、ジクジクと水が湧いて泥濘んでいる。

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草深い山道を辿る

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出水跡を横切る

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木橋と梯子で右岸に渡る

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泥濘道を上る

泥濘道を進むと、忽然とプレハブ作りの建物が現れる。後掲の深沢歩道案内図に依ると、ここが旧高峰温泉の跡地で、かつては民宿があり、客は歩いてここまで来たそうだ。

この先は渓流沿いの作業道を辿る。すぐに三角屋根の小屋が現れ、高峰温泉の温泉源との標識がある。小屋の脇には硫黄臭のする源泉がチロチロと流れ出し、手で受けると温い。

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倉庫(旧温泉跡地)

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源泉小屋

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温泉が流れ出す

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咲き残ったクリンソウ

谷は小さくなり、沢に沿って作業道を登る。水沿いには終盤のクリンソウが咲いている。高峰温泉の取水施設を過ぎると作業道は沢を離れて右へ、山腹を斜上して登って行く。

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沢沿いの作業道を上る

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取水施設

作業道は大きくジグザグを切って山腹を登り、途中、掘削工事中?の現場を通る。作業する人の姿は見えないが、機械の作動音がする。作業道を登り詰めると稜線が近づいて来て、木の間から谷を隔てて高峯山を仰ぐ。高峰温泉の建物が見え、そのすぐ手前に高峰神社の石祠がある。石祠の裏手のすぐ上が稜線で、湯の丸高峰林道に出る。

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山腹を斜めに上る

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高峯山を仰ぐ

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稜線に近づく

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高峰神社

ここには深沢歩道の下り口を示す案内板が建つが、文字は掠れて完全に真っ白で、何の案内板かもわからない。2012年9月にはまだ読み取れて、結構な情報量があったので、そのとき撮影した板面を掲載する。

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深沢歩道下り口

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2012年9月に撮影した案内板
(画像クリックで拡大表示)

高峰温泉は宿泊客を送り出したあとらしく、スタッフが玄関先を清掃中。ここはまた泊まりたいなあ。作業道の登りでかなり疲れたので、高峰温泉バス停のベンチに寝っ転がって、木陰で一休みする。稜線を渡る風が涼しくて気持ち良い。元気を少し回復して、水ノ塔山に向かう。

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高峰温泉

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水ノ塔山登山口

樹林に覆われた尾根を緩く登る。うぐいす展望台の標識のある小ピークを越えると樹林帯を抜け、大岩が点在するザレた尾根の登りとなって、四方の展望が開ける。行く手に水ノ塔山を仰ぎ、頂上で休憩するハイカーさんが点になって見える。振り返ると高峰温泉の青い屋根と、その向こうに高峯山ののっそりした頂が横たわる。

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水ノ塔山への登り

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高峯山を振り返る

大岩が散在する急登をこなして、水ノ塔山の頂上に登り着く。頂上は南面が開けた岩場で、数組のハイカーさんが休憩中。前回の登頂の際は曇り空だったが、今回は青空に白い雲が浮かぶ爽快な天気。展望も一段と素晴らしい。

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水ノ塔山へ最後の急登

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水ノ塔山頂上

眼下には今日登って来た深沢川の渓谷を俯瞰する。駐車地点はどの辺りか。遥々下から、よく登って来たなあ。谷間の彼方には八ヶ岳連峰の山影を遠望する。左には高峯山、地蔵峠、黒斑山を望み、浅間山の頂上も頭だけ覗いている。右にはこれから向かう東篭ノ登山の丸みを帯びた頂や、その右隣の西篭ノ登山を望む。

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水ノ塔山から深沢渓谷を俯瞰
高峯山(左)と八ヶ岳(奥)を望む

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水ノ塔山から篭ノ登山を望む

休憩ののち、東篭ノ登山に向かう。最初は大岩がゴロゴロで歩き難いが、水ノ塔山の頂を北から回り込んで西側稜線に出ると歩き易くなる。左は赤ゾレと称する急峻な崩壊地で、終始展望が良い。

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篭ノ登山へ向かう

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赤ゾレと篭ノ登山

赤ゾレ上端のなだらかなピークを越え、小鞍部から樹林帯に入って東籠ノ登山への登りにかかる。ひと登りするとガレに覆われて開けた東篭ノ登山の頂上に着く。

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東篭ノ登山への登り

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樹林帯を急登

東篭ノ登山からの展望は360度。今日は前回に比してとても眺めが良い。東には水ノ塔山や黒斑山、わずかに頂を覗かせて浅間山を望む。南には円形の草地が広がる池の平を俯瞰し、背景には塩田平と周辺の山影を遠望する。

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東篭ノ登山頂上

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黒斑山と奥に浅間山

西には浅間連峰の山々が連なり、西篭ノ登山や湯ノ丸山、烏帽子岳を望む。これらの山並みの向こうには、まだ雪を戴く北アの連嶺を遠望する。北アに目を凝らすと鹿島槍の特徴的な双児峰が視認でき、そこを基点にして五竜、唐松、白馬三山を指呼できる。

北には四阿山が優美に山裾を広げ、その右には上信国境稜線が連なり、草津白根山に至る。大展望を楽しみつつ、鯖味噌煮をつまみに缶ビールを飲む。至福のひととき。昼食にはカップ麺を持って来たが、暑さと疲労で食欲が湧かないので、食べるのは止めておく。

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池の平を俯瞰

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西篭ノ登山、湯ノ丸山、烏帽子岳を望む

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ズームして北アを望む

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四阿山を望む

ゆっくり休憩したのち、池の平に向かって下り始める。頂上直下の岩ゴロ道を下り、樹林帯に入ると歩き易いなだらかな道となって緩く下る。

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池の平へ下る

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樹林中を緩く下る

湯の丸高峰林道に下り着いた地点が兎平で、池の平湿原への入口だ。駐車場(有料)やWCがあり、軽ハイキングで訪れる人も多い。湿原への下り口の木陰にベンチがあり、寝っ転がってしばらく昼寝する。爽やかな風が気持ち良く、いつまでも寝ていられそうだ。

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池の平駐車場

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池の平へ下る

池の平湿原は、湿原と言っても乾燥化が進んで草原が広がり、水があるのは鏡池の周辺くらいだ。花も端境期なのか、アヤメが咲いている程度。しかし、広々とした草原の眺めはやはり美しく、開放的で気持ちが良い。

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池の平湿原

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鏡池から東篭ノ登山を振り返る

湿原を横断して、三方ヶ峰への道に入る。上段の湿原を横切り、少し登って三方ヶ峰の頂上に着く。西斜面のガレ場はコマクサの群生地で、フェンスで仕切られて保護されている。少し盛りは過ぎているが、まだコマクサを見ることができる。頂上にはベンチがあり、ここも休憩適地。塩田平を俯瞰する眺めが良い。

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三方ヶ峰へ向かう

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三方ヶ峰頂上
背景は黒斑山

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コマクサ群生地から塩田平を俯瞰

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コマクサ

さて、三方ヶ峰から城戸平コースへの下り口だが、どこだろう。頂上の東に広い砂礫地があり、『新版信州の山』によると、ここに下り口があるようだ。しかし、探しても道型やマーキングの類は全く見当たらない。多少の藪漕ぎを覚悟すれば突破できるような距離ではないので、城戸平コースを下るのは断念。機会があれば登ってリベンジしたい。

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城戸平への下り口はココ?

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池の平の東側から見晴岳を望む

予定コースが下れないとなると、湯の丸高峰林道で高峰温泉に戻り、深沢川コースを下るしかない。余分な林道歩きが加わることになり、疲労感がドッと増す😭

湿原の東側の木道を歩き、放開口から東歩道を歩く。深沢渓谷入口の案内図には、東歩道から深沢川に降りる破線路が描かれていたので、もしかしてと思ったが、そんな道は全く見当たらなかった。

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放開口

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東歩道から高峰温泉と黒斑山を望む

兎平に戻り、湯の丸高峰林道で高峰温泉に向かう。ときおりバイクや車が土埃を舞い上げて通り過ぎて行く。幸い、ほとんどが緩い下り坂なので、歩は進む。迫力ある赤ゾレを仰ぎながら、テクテク歩く。

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兎平へ緩く登る

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湯の丸高峰林道から赤ゾレを仰ぐ

高峰温泉に着くと、バス停にちょうど路線バス(小諸駅行16:17発)が来ていた。バス+タクシーを使う手もチラと脳裏を過ったが、ここまで来たら深沢川コースを下った方が早くて安い。

深沢川への作業道を下り始めると、途中で上がってくるクローラとすれ違った。高峰温泉のスタッフが、下の施設の点検整備に出かけた帰りだろう。

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高峰温泉

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作業道を走るクローラ

取水施設に下り着き、流れ出る冷たい水をゴクゴク飲んで生き返る。沢沿いの作業道を倉庫(旧温泉跡地)まで下る。このコースを初めてで下りに取ると、倉庫前から泥濘道に入るところが分かり難く、迷うポイントかも。渓流を渡り、出水跡の河原を横切る個所もかなり道が怪しい。しかし、そこを過ぎれば、あとははっきりした道型が続く。

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取水施設から沢沿いに下る

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倉庫前の池

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倉庫から泥濘道を下る

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陽が傾いた渓谷道を下る

登山道から林道に出て、渓谷沿いに林道を緩く下る。薄い霧に包まれたねんぼう岩を横目に見て、林道をひたすら下る。深沢渓谷入口の駐車場を過ぎ、そこから舗装道を15分程歩いて駐車地点に帰り着く。ツカレター。しかし、深沢渓谷は往復とも楽しめたし、10時間行程の長丁場を歩き通してトレーニングになったから、なかなか充実した山歩きだった。

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ねんぼう岩前の東屋

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クガイソウ

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深沢渓谷入口

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駐車地点に帰り着く

帰りは「あぐりの湯こもろ」に立ち寄る(500円)。千曲川南岸の高台にあり、露天風呂から浅間連峰を一望できる。設備も新しく広くて、快適。汗をさっぱり流したのち、帰途につく。昼食を抜いたので、帰り道ではやはりお腹が減って、甘楽PAでもつ煮定食を美味しく頂いたのち、桐生に帰った。