堂所山〜栗原山〜南小太郎山

天気:時々
メンバー:T
行程:立処山登山口 6:20 …堂所山(849m) 7:40 …支線始点 8:20 …支線終点 8:45 …支線始点 9:20 …栗原山(1310m) 11:15 …持倉越 11:40 …南小太郎山(1410m) 12:35〜13:20 …お天狗様 14:25 …瓔珞橋 14:50 …三島橋バス停 15:35 …立処山登山口 16:00
ルート地図 GPSのログ(赤:往路、青:復路)を地理院地図に重ねて表示します。

昨年12月に神流町の飯山に登った際、事前の情報収集で広報かんなを読んでいて、H25年3月号の「神ヶ原堂所山仏岩の石仏」という記事を見つけた。この記事によると、神ヶ原(かがはら)の北側に東福寺川をはさんで東に城山(じょうやま)、西に堂所山がそびえる、とのこと。城山は地形図に山名があるが、堂所山は地形図や山と高原地図に山名の記載がなく、私はこの記事で初めて山名を知った。記事によれば、地形図の849m標高点峰が堂所山らしい。よみは「どうどころやま」で良いのかな。

堂所山についてさらにネットで調べると、ヤマレコでは山名の登録がないのに「らくル〜ト」には記載されていて、神ヶ原から南尾根を登る実線ルートまで設定されている。堂所山の山行記録はいくつかあるが、いずれも山頂の北西の近くを通る作業道から最短経路で往復して登頂したもので、「実線ルート」を歩いた記録は見あたらない。このルート、実際に歩けるんだろうか。

堂所山から北へ尾根を辿ると東福寺川の源頭に栗原山(1310m)があり、アカヤシオが多いと聞く。先週末は三ッ岩岳(1032m)や笠丸山(1189m)でアカヤシオが見頃だったそうだから、標高から推して時期も合うだろう。険谷として知られ、以前から興味を持っていた東福寺渓谷の一端を覗き見ることもできそう。さらに北上して南小太郎山まで脚を延ばす計画を立てて、出かけてきました。

桐生を未明に車で出発。R462で神ヶ原に向かい、神流川に架かる古鉄橋を渡った先の立処山(たとろやま)登山口の駐車場に車を置く。まだ朝早いので、他のハイカーの車はない。念の為、8mmロープを携帯して出発(ロープは結局、使用せず)。古鉄橋を渡って戻る。正面には城山が小さいながらも険しく聳えている。古鉄橋から神流川の上流を見ると、R299神ヶ原バイパスの道路橋が完成しており、橋の前後の道路の建設が進んでいる。


立処山登山口


古鉄橋から堂所山(右手前)を望む

神ヶ原の小さな町並みを狭隘なR299で抜け、東福寺川を渡って右に林道七久保橋倉線を分ける。この林道を辿っても良いが、らくル〜トのルートがどうなっているのか気になるので、すぐ先の三國屋旅館(廃業)の角からルートに設定されている路地に入る。緩い坂道を登り、諏訪神社を過ぎる。途中、神流マウンテンラン&ウォークの道標に引っ張られて左折する(後日確認すると、ここは直進すべきだった)。


路地に入る


適当な場所から山に取り付く

適当な場所から山に取り付いて登ると薄暗い杉林に入り、右から登って来た山道(=ルート)に合流して山腹を斜上する。杉の枝葉に覆われ、良く踏まれた道とは言い難いが、道型ははっきりしている。小尾根を登り、大型の囲い罠の脇を通って林道七久保橋倉線に出る。この囲い罠は上部が開放されていて、金網の上部にすり鉢状の返しがついている。初めて見るタイプの罠なので、後日調べると、サル捕獲用らしい。


道型に合流して登る


林道七久保橋倉線に出る

らくル〜トでは林道を横断して小尾根を登るようにルートが引かれているが、左はコンクリの擁壁、右は急斜面が続いて登れそうにない。取り付けそうな所を探して林道を右へ下ると、急斜面に付けられた階段を発見。これを登り、左へトラバースして枝尾根を登ると擁壁の上に出た。眺めが開け、神流川本流と平原(へばら)集落を俯瞰し、対岸に新緑に包まれた大平戸山を望む。神流川の奥に見えるギザギザの稜線は諏訪山のようだ。


階段から取り付く


擁壁の上から平原集落を俯瞰
左:大平戸山、奥:諏訪山

小尾根上には微かな道型が通じ、アセビとスギの林を快適に登って行く。尾根から杉植林帯の斜面の登りに入ると道型は判然としなくなるが、藪はない。途中、作業道のカーブを通り、少し登ってアセビと露岩の多い尾根上に着く。樹林を透かして東福寺川対岸のはさみ岩や城山を垣間見る。針葉樹林に覆われて奥深い雰囲気のある尾根を小さくアップダウンし、堂所山の頂に登り着く。樹林に覆われて展望はなく、山名標識の類もない寂峰だ。


小尾根を登る


堂所山頂上

堂所山の頂上から北へ、ザレた岩尾根を下る。階段状なので簡単。数は少ないがアカヤシオも咲いている。鞍部に下り着き、緩く登り返して行くと、左から上がって来た作業道に出る。しばらく作業道を辿ると、道端に古い石祠がある。程なく作業道から分かれて、山道に入る。山道は堀割状で、細かくジグザグを切って尾根を登る。やがて傾斜が緩むと、再び作業道に出て、これを辿る。


ザレた岩尾根を下る


作業道脇の石祠


山道に入る


作業道を辿る

杉植林の緩斜面に入り、作業道が縦横に錯綜する。山腹をトラバースして東福寺川流域に入って行く作業道の支線があり、もしかして東福寺渓谷が覗き見られるかもと期待して辿ってみる。途中の二箇所で、樹林越しでクリアな展望ではないが、栗原山やサスの峰が眺められる。振り返ると1078m標高点から張り出した稜線の末端の絶壁が聳え、アカヤシオのピンクが点々と見える。荒れた作業道を終点まで辿って引き返す。支線がどこまで延びているかが判って好奇心は満たされたが、展望はそこそこなので、終点まで行くのは物好きに限られるだろう。


東福寺川に延びる作業道支線に入る
栗原山を仰ぐ


支線からサスの峰を望む


支線から振り返って絶壁を仰ぐ


支線終点

多数分岐する作業道を適宜選んで辿り、1078m標高点の南東の岩壁を避けつつ西へトラバースしたのち、作業道をジグザグに登って、1078m標高点の北の鞍部に登り着く。


1078標高点の南面の作業道を辿る


作業道で稜線まで上がる

鞍部の右(南)側の稜線は岩壁で立ち塞がれるが、右から巻いて登れそう。行ってみると足元が切れ落ちた岩場のトラバースがあり、緊張して通過。稜線上に出て左に登ると岩壁の上のピークに着き、東福寺渓谷側は断崖絶壁となって展望が開ける。渓谷の流下する方向にははさみ岩、遠くには二子山が共に双児の岩峰でにょきにょきと聳えている。


展望ピークへ岩場をトラバース


展望ピークからはさみ岩(左)と
二子山(右奥)を望む

はさみ岩から東福寺川左岸の稜線を目で追うと、サスの峰へグッと盛り上がったあと、乱杭歯の様に岩峰群が立ち並ぶ稜線(通称、サス尾根)となる。岩峰のあちこちにアカヤシオのピンクが点在する。これは素晴らしい展望だ。それにしてもギッザギザのすごい稜線だなあ。もし行くなら、相当気合を入れて臨む必要があるな。

さらに左へ連なる稜線はグングン高度を上げ、こちら(東福寺川右岸)の稜線と合流して栗原山のピークを起こす。ここから栗原山への登りでは、頂上手前に小さなギザギザがあるのが気にかかる。東福寺渓谷の奥底は覗くことが出来ないが、渓谷を取り巻く険しい稜線を一望し、これから登る栗原山を仰いでテンションが上がる。


展望ピークから栗原山を仰ぐ


サスの峰(右)とサス尾根を望む
左奥は赤久縄山

鞍部に戻り、作業道から離れて尾根上を登る。杉檜植林帯の尾根は藪もなく、快調に高度を上げる。ふと、足元で小さな蛇がにゅるにゅる動いていることに気付く。うわっ、この模様はマムシ⁉ すぐに距離を取り、ズームして写真を撮る。後日確認すると、猫目(縦型の瞳孔)まで写っていて、間違いなくマムシだった😱


尾根を登る


マムシ

杉植林の斜面を登り上げて小ピークを越えると、自然林に覆われた痩せ尾根となる。岩場が現れ、一段攀じ登ると屛風状の岩稜となる。これは基部のバンドを伝って巻く(左右どちらから巻いたかは忘れた😅)。


岩場を登る


岩稜を巻く

樹林に覆われているが、ところどころから展望が得られる。アカヤシオもポツポツ現れ始め、登るに連れて数が増える。痩せ尾根を進むと再び屛風状の岩稜が立ちはだかる。ここは右から巻き、最後に岩場を攀じ登って稜線に復帰する。


白い八ヶ岳(左奥)を遠望


痩せ尾根を辿る


岩稜の右を巻いて登る


ここを上がって来た

なおも痩せ尾根が続くが難所はなく、アカヤシオの群落を愛でつつ進む。天気も益々晴れ渡って、青空にピンクの花が映える。サスの峰を見おろす高さに至り、御荷鉾山や城峯山を遠望する。稜線の左側も切れ落ちて、御荷鉾山系主稜線上の日影山を望む。左の中腹には八倉(ようくら)の集落が小さく見える。すごい山奥に集落があるんだなあ。


アカヤシオが多くなる


サスの峰を俯瞰


日影山を望む


満開のアカヤシオ

短い急坂を登ると図根(ずこん)点標石のある小ピークに着く。あとは穏やかな稜線となり、アセビやナツツバキ、ブナを交えた雑木林の中を小さくアップダウンして登る。最後に急登して、栗原山の頂上に着く。


図根点標石


穏やかな稜線を辿る

頂上は満開のアカヤシオに囲まれる。落花はほとんどなく、蕾を僅かに残しただけで満開。実にフレッシュで、ベストタイミングだ。樹林に覆われて展望はないが、明るくて雰囲気の良い頂だ。山名標識が4つ程あり、登って来た尾根(高萩尾根と呼ばれている)を指す「高萩・作業道→」という道標もある。また、倒木には達筆標識が横向きに付いている。当初は立木に設置されたものが、腐朽して倒れたようだ。


栗原山頂上


頂上のアカヤシオ


フレッシュなアカヤシオ


達筆標識

ここまで山中では誰にも会わず、山頂でもアカヤシオを独占して満喫していたら、持倉越の方から数人のハイカーさんが上がって来た。これを潮に山頂を辞して南太郎山に向かう。先はまだ長いし、支線の往復で1時間余計に時間がかかっている。


アカヤシオ越しに南小太郎山を仰ぐ


持倉越

持倉越への下りもアカヤシオが楽しめる。尾根上の道はやや急だが、道型は明瞭だ。程なく、持倉越に下り着く。左は境沢源頭の緩斜面で、青々としたハシリドコロが点々と生える。瓔珞橋から上がってくる峠道があるはずだが、道型は判然としない。峠の立木には、営林署の標識が深く咥え込まれている。これはネット上の山行記録でよく見た。


持倉越の西側斜面


ナツツバキに咥え込まれた標識

持倉越から岩場の急登となる。階段状の岩場なので、登るのは容易。登り着いた境沢の頭は展望が開け、高反山を望む。周囲にはアカヤシオやアセビが多い。振り返るとアカヤシオのピンクを鏤めてツンと尖った栗原山のピークが眺められる。


境沢の頭へ岩場を登る


境沢の頭から高反山(中央)を望む


境沢の頭から栗原山を振り返る


アセビ

境沢の頭からは岩稜の左を巻いて下ったのち、南小太郎山の南東尾根への登りに取り付く。この登りは激坂で、既に5時間を超えて歩いているし、正午を回って腹も減って来たので、一気にバテて来る。


岩稜を左から巻いて下る


南小太郎山の南東尾根への急登

最後は急坂から逃れて、右に見えて来た南東尾根に向かって斜上する。ようやく登り着いた尾根上はなだらかで、芽吹き始めたばかりの疎らな雑木林に覆われる。地形図には尾根上に波線路が描かれ、途中には「←持倉越え 南小太郎山→」の道標もあるものの、道型は判然としない。しかし、藪もなく、登る分にはルートファインディングも不要なので、バテバテながらも気は楽に登れる。


なだらかな尾根を登る


途中の道標

小さなピークを越え、カラマツ林と丈の低い笹原に覆われた広い尾根を進むと南小太郎山の頂上に着く。頂上には「←持倉越え 萱の平・白髪山→」の道標の他、達筆標識がある。カラマツ林に囲まれて展望に乏しい。静かで地味な頂だが、雰囲気は明るい。もう空腹が限界だ。笹原に腰を下ろして昼食休憩とする。長い登りの後の渇きを缶ビールで潤し、カップヌードル・チリトマトヌードルを食べてエネルギーを充塡する。


カラマツと笹の尾根を辿る


南小太郎山頂上


達筆標識もある


萱の平分岐

後は下りだけだが、長い距離が残っている。南小太郎山から北へ緩く尾根を辿ると萱の平分岐で、道標がある。尾根上を直進して白髪山に向かう道型から分かれ、萱の平へ向かう道に入る。この道はマウンテンランのコースに設定されていて、要所に道標がある。


萱の平への山道に入る


南小太郎山を巻く

道はまず小太郎山の北西斜面をトラバースした後、南西尾根を下る。古くから歩かれているのだろう。落ち葉が積もっているが、道型は明瞭だ。明るい雑木林に覆われた尾根をゆったりとカーブしながら下る、実に雰囲気が良いコースだ。紅葉の時期も歩いてみたい。


素晴らしく雰囲気の良い尾根道


ここでコースから離脱
尾根上を進む

やがて傾斜が緩み(1191m標高点付近)、杉林が混じり始める。左には雑木林を透かして長く稜線を引いた栗原山が見える。コースは尾根を離れて右に下って行く。お天狗様に立ち寄りたいので、ここが分岐点かと勘違いして尾根を直進すると、崖っぷちに突き当たって行き詰まる。右に降りると、なんのことはない、尾根を巻いて来たコースに合流する😅


崖で行き詰まって
巻き道(=ルート)に復帰


作業道に降りて振り返る

再び尾根上の道となり、ところどころにマウンテンランの道標もある。檜植林帯に入り、トラロープを伝って急斜面を下ると荒れた作業道に出る。この地点は、逆コースの場合「←南小太郎山」の道標が目印になる。作業道のすぐ先に「←南小太郎山 持倉・白髪山 | 萱ノ平 平原・夜叉山 →」の道標があり、再び尾根上の山道に入る(マウンテンランのコースは作業道を辿って下るようである)。


「萱ノ平 平原・夜叉山→」の道標


尾根道を下る

カラマツ林と杉林を通って5分程下ると三叉路となり、左は「持倉越え」、右は「萱の平」の道標が立つ。持倉越への峠道はここが入口か。この峠道には興味を惹かれる。萱ノ平へ向かうと、山道はすぐに尾根を離れて右に下る。


←南小太郎山 持倉越→ 分岐


山道を離脱して左の尾根へ

お天狗様を目指して尾根上を辿ると、大岩を越えて反対側は崖になっている。立木にぶら下がれば、下の段に足が届いて降りられそうだ。で、降り始めたところ、足元が滑った瞬間に立木を抱えた片腕では荷重を支え切れずにずり落ちる。腕に引っ搔き傷ができただけで、下の段にストンと立って降りれたから良かったものの、軽率だった。深く反省する。

お天狗様はすぐ下の薄暗い杉林の中にある。何のことはない、大岩を巻いて作業道があり、先程の山道から簡単に来られた模様。余計な冒険をした訳で、二重にガックシ。

杉の大木の元にお天狗様の小さな覆屋が建ち、中に木の祠と木彫りの天狗のお面が納められている。ところで、萱ノ平はどの辺りを指す地名だろう。


この岩場でずり落ちる


お天狗様

お天狗様からさらに尾根を伝うとアカヤシオで知られる夜叉山に立ち寄れるが、今日は既にアカヤシオは堪能したし、旬は過ぎていそうだし、天気は曇って来たし、もう何か疲れたので割愛。作業道を下って瓔珞(ようらく)橋に向かう。急斜面をジグザグに降り、林道七久保橋倉線に下り着く。見上げる岩尾根にはアカヤシオがポツポツ咲いている。


作業道をジグザグに下る


林道七久保橋倉線が見えて来る


アカヤシオ咲く岩尾根を見上げる


南小太郎山登山口
「←平原 萱の平→」の道標あり

林道を左に少し進むと瓔珞橋があり、ここでしばし休憩。林道七久保橋倉線を戻って帰るつもりだったが、地形図を広げて確認すると登りがあるし、つづら折れもあって結構大変そう。直線的で下り一方の境沢沿いの道の方が楽そうだ。

林道を戻って、林道境沢線に入る。すぐに簡易舗装された道となり、境沢を左に眺めつつドンドコ下る。左岸の山腹を見上げると、遥か上に林道七久保橋倉線のガードレールが見える。やはりこちらの道の方が効率的だ。


林道境沢線終点


林道境沢線を下る

途中の道端に湧水があり、喉を潤す。境沢2号橋で左岸に渡り、新しく大きな砂防堰堤を高巻く。僅かな登りがきつい。谷底の道に戻り、あとは境沢の流れや小滝を眺めつつ、テクテク下る。途中の境沢橋には「さかえざわばし」とのよみの銘板があった。ということは「境沢の頭」のよみは「さかえざわのあたま」? うーむ。


砂防堰堤を高巻く


平原集落に下り着く
正面の山は大平戸山

山と高原地図では瓔珞橋から境沢林道を下って平原集落までコースタイム2時間となっているが、実際には50分程で着く。長い林道歩きを覚悟していたので、これは助かった。

平原集落に入ると、新緑に包まれた大平戸山と立処山が良く眺められる。神流川沿いの車道に出ると、新町駅行の路線バスが三島橋バス停を通過するところだった。まあ、間に合ったとしても財布は車に置いてきたので乗車できないし、歩いても大した距離はない。


平原集落から立処山を望む


三島バス停を通過する路線バス

R299に出て、正面に城山を見ながら神ヶ原に向かう。右手には神流川本流を隔てて、頂上直下に大岩壁をもつ立処山が眺められる。これを見たら、ますます登りたくなるな。大平戸山と合わせて、登りたい山リストに加えよう。

神ヶ原を通り、古鉄橋を渡って立処山登山口に帰着する。他に駐車が2台に増えており、多分、立処山に登山中のハイカーさんが居られるのだろう。


R299を歩く
正面の山は城山


頂上直下に大岩壁をもつ
立処山を仰ぐ


古鉄橋と叶山(左奥)


立処山登山口に帰着
堂所山を振り返る

今日は岩稜とアカヤシオを巡って、西上州らしい山歩きを満喫した。ロングコースで歩き応えも十二分。良いトレーニングにもなった。立処山、大平戸山、城山、はさみ岩、サスの峰と、登りたい山も増えた。

帰りは10数年振りに白寿の湯へ。2016年にリニューアルされたそうで、内装設備が新しくおしゃれになっている。褐色で濃ゆい泉質は以前のまま。そう混んでなくて、ゆったりと浸かって脚の疲れを解したのち、桐生への帰途についた。