仙ノ倉山〜平標山

2004年8月11日(水)
天気:
メンバー:T
行程:川古温泉 3:40 …赤谷林道終点 5:05 …渡渉点 6:05 …毛渡乗越 7:55 …エビス大黒ノ頭 9:05 …仙ノ倉山(2026m) 10:10〜10:45 …平標山(1984m) 11:25〜11:40 …平標山ノ家 12:05 …大源太山(1764m) 13:00 …黒金山 13:25 …渋沢林道 14:30 …川古温泉 15:45

川古温泉から毛渡乗越を経て、仙ノ倉山、平標山、大源太山と歩いて来ました。天気に恵まれて、赤谷川の渓谷美と稜線からの大展望を堪能しました。

かなり長いコースなので、4時には歩き始める予定にして、桐生を車で深夜に出発。川古温泉手前に広い駐車スペースがあり、ここに車を置く。3時40分にスタート。あたりは真っ暗。星がきれいに見えているので、天気は良さそうだ。ヘッドランプを点灯し、赤谷川に沿った林道を歩く。

1時間ほどで赤谷川橋に到着。ようやく空が明るくなってくる。やはり晴天だ。橋の手前で斜め右に分岐する草深い林道に入る。木の間からエビス大黒ノ頭の尖ったピークと仙ノ倉山の稜線が見える。なかなか高い。

赤谷林道終点の標識があり、そこから赤谷川の左岸を辿る山道になる。道幅が狭くて外傾しているので歩きにくく、急傾斜の山腹の高いところをトラバースする個所もあって、滑らないように神経を使う。美しいブナ林の間から、朝日の当たるエビス大黒あたりのごつごつした稜線を眺めつつ歩くと、雄滝、雌滝の良く見える展望台。ここから赤谷川の渡渉点はすぐだ。

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赤谷川に落ちる雄滝(左)と雌滝

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渡渉点から赤谷川上流の景観
登山道は左の小さな滝の横を登る

渡渉点からは上流に向かっての渓谷の眺めが素晴らしい。川幅が広く、水量も少なくないので、無理せず靴を脱いで川を渡る。滝となって赤谷川に落ちるウラエビス大黒沢の左手脇のザレをよじ登り、小さな沢を2、3本横切って本格的な登りにかかる。太陽が高くなり、谷間のブナ林の中にも日が差してくる。幅広く刈り払いされて登りやすい道だ。やがてササ原に出ると、道は少し草深くなるが、稜線を見上げながら毛渡乗越まで一直線の登りとなる。

毛渡乗越に飛び出ると大展望。東は万太郎山、西はエビス大黒ノ頭〜仙ノ倉山へとササの尾根が繫がっている。北面は飯士山や麓の岩原スキー場が見え、そちらから吹き上がってくる風が涼しい。登って来た南面は遥か下に赤谷川の川底が見える。

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毛渡乗越を目指して登る

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毛渡乗越からエビス大黒ノ頭と
仙ノ倉山(右奥)

毛渡乗越からは痩せた稜線歩きで、展望を楽しみながらエビス大黒ノ頭に登る。振り返ると、万太郎山とその奥に谷川岳が見える。エビス大黒避難小屋は2人くらいは泊れそうな広さだ。避難小屋から草原の少し急な登りとなり、傾斜が緩くなると仙ノ倉山の山頂だ。

仙ノ倉山の山頂では新たに平標山や苗場山の眺めも加わり、まさに360度の展望。縦走路では登山者には2人しか会わなかったが、ここまで来ると平標山から往復してくる人が多い。ビールで乾杯し、天ぷらそばを食べる。朝食がいなり3個と少なかったので、シャリバテ寸前の状態になっていた。今回、コースの長さに比して食糧が少なかったのでちょっと反省。

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エビス大黒ノ頭から万太郎山

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仙ノ倉山から平標山と苗場山(奥)

エネルギーを充塡してゆっくり休んだ後、木道が整備された広い草原の尾根を平標山に向かう。平標山は今年3月にテレマークで登ったばかり(山行記録)だが、今回も佳い展望だ。仙ノ倉山に向かって、そのときとほぼ同じアングルで写真(左下)を撮ってみた。

平標山からササ原の緩い尾根を平標山ノ家へ下る。山ノ家はトイレと水汲み場(小屋の裏手)があり、小屋の前には小さなベンチもあるので休憩するのに良い。缶ビールも500円で販売しているみたいだったが、管理人さんが席をはずしている模様だったので断念。まぁ、冷たい水が補給できたからいいか。

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平標山山頂から仙ノ倉山(右)

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平標山ノ家から平標山を仰ぐ

平標山ノ家から大源太山への稜線は、これまでと雰囲気がガラッと変って、樹林帯の中の道となる。風も弱く、ところどころ樹林の切れた尾根は陽射しが強烈。大源太山への標高差は対してないのだが、暑さでかなり参ってくる。三国山への縦走路と別れ、樹林の中を大源太山へ最後の一登り。辿り着いた山頂からは、今日歩いて来たエビス大黒ノ頭〜仙ノ倉山〜平標山が良く見え、しばし充実感に浸る。

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大源太山から仙ノ倉山(左)と
エビス大黒ノ頭

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大源太山から黒金山への尾根道
遠方に台形の三峰山が見える

しかし、ここからがまだまだ長い。大源太山から黒金山へ道は、ササが幅広く刈り払いされ、整備が非常に行き届いた道だ。黒金山からの下りの道も歩きやすいが、樹林で展望がなく、登りに使うとかなり単調そう。途中の水場(距離50m)は期待していなかったが、ササ原の中から冷たい水が流れ出ていて、大いに助かった。最後は滑りやすい急なジグザグ下りとなり、ようやく渋沢林道に着く。ここから長い林道歩きで川古温泉へ。

川古温泉の日帰り入浴は16時までとのことなので、猿ヶ京の「まんてん星の湯」で汗を流し(600円)、あまりにお腹が空いたので、軽く食事をして帰途についた。

参考URL:計画の際、「皆川さんちのホームページ」の仙ノ倉山、平標山、大源太山登頂報告を参考にさせて頂きました。


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