吾妻山〜鳴神山
6月後半の週末は天気が悪かったり、用事があったりで、山を歩けていない。身体がなまりそう。今週末も群馬と近県の天気予報はどこも雨か曇り。しかし、日曜日の桐生の天気は上空を灰色の雲が覆っているものの、雨は降らなさそうである。という訳で、なまった身体に喝を入れるべくトレーニングを目的として、吾妻山から鳴神山まで往復縦走してきました。
自宅からマイ自転車Radon I号を漕ぎ、途中のコンビニで1ℓペットボトルお茶と昼食のパンを買い、登山口の吾妻公園に駐輪する。天気がいまいちでも、ここから吾妻山に登る人はそこそこ多い。
今日は登山靴を3代目Zamberlan Flex-STMに替えている。だいぶ前に新調したものだが、2代目Zamberlanの靴底を張り替えて延命したため、今までほとんど履いていない。しかし、さすがに2代目も寿命なので、これからは3代目をメインにする予定。これの試し履きも今日の目的の一つだ。トレーニングモードをオンにして登り始める。しかし、初手からなんか身体が重い。吾妻山頂上までの登りで既にかなり疲れる。
吾妻山から村松峠へ一旦大きく下り、萱野山へ長い登り返しとなる。途中、西側が伐採されていて、赤城山方面の眺めが開けるが、あいにくの天気で、赤城山の天辺は雲の中だ。
岡平付近は以前は気持ちよい雑木林の稜線が続いていたが、久し振りに来てみるとここも西側が広大に伐採・植林されていて、振り返ると吾妻山の双耳峰や桐生市街が眺められる。伐採地を抜けると以前の通りの雑木林の稜線となり、極楽とんぼさんの慰霊碑のあるピークに着く。
小さなアップダウンのある雑木林の稜線を辿ると、大形山の平坦な頂上に着く。ここでお茶を飲んで一休み。大形山から金沢峠へは急降下となり、復路は急登となって大変だ。
金沢峠から緩々と登って三峰山に着く。大きな石祠と座王大権現の石像は健在。ここの道標には「鳴神山まで1時間」とあり、元気付けられる。
花台沢の頭までは緩やかな登りが続き、そこからアップダウンの多い縦走路となる。鳴神山まで1時間が長く感じる。かなりへろへろになって肩の広場に到着。短い急坂を上って、鳴神山の頂上に着く。いやー、疲れた。
通常の休日はハイカーさんで賑わう鳴神山頂上も、この天気のせいか、今日は4人グループが居るだけ。ここに来るのも久し振りだが、石祠を取り囲んでベンチが設置されており、これは休憩に便利。お茶を飲んでパンを腹に入れる。1ℓペットボトルはあと2口分位しか残っていない。頂上の温度計によると気温15℃で、涼しくてこの水分消費量だから、この時期は2ℓは携行した方が良かった。ガスに包まれて展望は全くないが、そろそろ帰ろうかなと思う頃に南方の雲が切れて、関東平野をちょっとだけ眺めることができた。
復路は概ね下りなので往路に比べればだいぶ楽だが、大形山の登りと最後の吾妻山の登りはマジきつい。喉カラカラで吾妻公園に下って、自販機で買って飲んだオレンジジュースが甘露だった。登山靴は問題無しで重畳至極。
なお、今回はかなり頑張って歩いたつもりだったが、過去の記録を確認したら1996年1月に吾妻山〜鳴神山の間を往路2時間15分、復路2時間で歩いていたorz。まあ、19年前に比べれば、そりゃ脚力落ちているよねえ。もういい歳なので自覚して自重しよう。