大小山
昨年11月にも登った大小山(山行記録)に、軽く登って来ました。
登山口の阿夫利神社前の駐車スペースは、さすがに晴天の日曜日とあって満杯。少し戻った所の運動場に車を置かせて貰う。阿夫利神社の左から沢沿いの山道に入り、石尊の滝を過ぎると、沢を離れて左の山腹を登り、枝尾根の上に出てしまった。実は大小の文字の下の、東屋のある展望台を目指して登るつもりだったので、道を間違えたのだが、まぁいいか。
尾根に出ると日差しは暖かいが風は冷たい。ところどころの山桜は満開で、少しツツジも咲いているのだが、木々の緑はまだ薄くて、こんな低山でも新緑まではもうちょっとという様子だ。
大小山から南に延びる尾根に登り着くと「←大久保町(P6)↓阿夫利神社→大小山」という道標があった。P6とは6番目のピークという意味だと思うが、実際、ここから大小山へは小さなピークのアップダウンが連続する。途中のピークから見る大小山は、「大小」の文字を掲げた岩壁を擁して、300mちょいの低山とは思えないピリッとした山容だ。
露岩の多い尾根道を歩き、途中、左に山百合学園への道を分け、右から登る予定だった展望台経由のルートを合わせると鷹巣山(大小山との標識あり)。標高314mの最高峰の大小山(妙義山との標識あり。ややこしい)は次のピークだ。
大小山山頂では数パーティーのハイカーさんが展望を楽しんでいた。今日の展望は北には遠く男体山(写真では見えませんが)、西には赤城山が見えた。
風がなければ頂上で缶ビール+昼食にしたいところだったが、稜線上は風があるので、展望を楽しんだだけで頂上から下り、展望台の東屋で昼食にする。この東屋は風は当たらないし、眺めもいいので、宴会にはうってつけ。難点はここから登山口まではアッというまの距離なので、缶ビールは1本が限界(酔いが醒める十分な時間と運動量がない)ということだ(^^;)。
東屋から男坂を下って登山口の阿夫利神社に戻る。帰りはちょっとドライブをして、粟野町(この年の1月1日に鹿沼市と合併)の前日光つつじの湯に立ち寄って帰った。