三滝〜氷室山

2004年7月19日(月)
天気:
メンバー:T
行程:熊穴橋 11:55…白ハゲ口広場 12:15 …三滝 12:40 …氷室山神社 14:05 …宝生山(1154m) …十二山 15:05 …熊鷹山(1169m) 15:25〜15:40 …白ハゲ口広場 16:40 …熊穴橋 17:00

3連休の3日目。23日に富士登山競走をひかえているので、近場のあまり大変でない山で、かつ、暑いので尾根ではなく沢筋を登りたい。ということで、大戸川上流域の三滝を探勝して、氷室山〜熊鷹山を周回するルートを歩いて来ました。氷室山は標高が1,100mをちょっと越える程度の低山ですが、その懐に食い込む大戸川の渓谷は意外に深く険しくて、楽しめました。

桐生から登山口の大戸川熊穴橋へは老越路峠、近沢峠を越えるのが近いが、車への給油のため足利、田沼を経て大回りして向かう。蓬山ログビレッジ(日帰り入浴可)を過ぎると両側に急な山肌が迫る。蓬萊山トンネルを抜け、西沢駐車場を過ぎ、熊穴橋の駐車スペースに車を置く。到着時刻が12時近くと遅いので、ほぼ満杯だ。

熊穴橋から細い林道に入る。四駆ならば通行できる道だが、歩いても20分程度だ。林道終点の白ハゲ口広場には東屋とWCがある。最近、刈り払いされたようで、テントが張れそうな居心地の良いところだ。

*
駐車スペースがある熊穴橋

*
白ハゲ口広場

東屋の右手から山道に入り、すぐに「山のコース」と「川のコース」の分岐に着く。ここにある道標は、白ハゲ口広場の方向の説明が「田沼駅33km」と、かな〜り非現実的である(^^;)。

右の川のコースを辿ると、まず、暗いゴルジュの中を豪快に流れ落ちるタイコオロシの滝が現れる。これを高巻いて越え、三滝の滝壺へ。右から狭いルンゼを流れ落ちる滝で、全体の落差は45mあるそうだが、滝壺までいっても見えるのは下段のみである。滝壺から展望台に登る。ここからは木が葉を落した時期には滝の全容が見えそうだが、今日は緑が多いので、部分的に水線が見えるだけだった。展望台は滝壺からかなり高い位置にあり、足下は絶壁でちょっと緊張する。

展望台からさらに山腹を登り、白ハゲ口広場へ戻る山のコースと別れて、氷室山への登山道に入る。三滝をかなり高いところで急斜面を巻いて行くので滑落注意。途中で十二山への急なトラロープ付の道を分け(道標によると十二山へ40分)、沢身に降りて一息つく。

ここからは今までの険谷の様相が一変して、樹林の中の緩い沢の登り。深い緑に包まれた源流の雰囲気が素晴らしい。沢を何度も渡るので一部コースが不鮮明な所があるが、テープや道標に気をつけて進めば問題ない。宝生山と氷室山の分岐は右の氷室山への道に入る。シカ?の頭蓋骨を見たりして、少し獣の臭いがするところだ。

*
三滝の滝壺への道
下段の滝のみ見える

*
氷室山への沢筋の道

道標に従って沢を離れ、右のササの斜面をトラバースすると、氷室山から南に延びる葛生町と田沼町の境界の尾根に出る。尾根上には南へも明瞭な踏み跡があった。少しの登りで氷室山〜熊鷹山の縦走路。黒坂石への道を分け、北へ僅かに進むと灯籠と石祠が鎮座する氷室山神社に着いた。

ここに来たのは、熊鷹山〜地蔵岳を歩いた1996年3月以来2回目。そのときは寒風吹きすさんでいたが、今日はビールがうまい陽気。虫が五月蠅いのは、この時期の低山では仕方がないか。

稜線を南に戻って石碑のある分岐を左へ登ると、石祠と「氷室山」の標識がある小ピークに立つ。1154mの三等三角点はもうひとつ南の小ピークで、山頂には宝生山の標識がある。縦走路は巻いているので、真っ直ぐ尾根を登るべし。標高差はほとんどない。

*
石祠と「氷室山」の標識のあるピーク

*
宝生山山頂の三等三角点

宝生山から南に下って縦走路に戻り、樹林と丈の低いササ原の道を十二山、熊鷹山へと辿る。あまりアップダウンのない道なので快適だ。熊鷹山山頂のやぐらの上で休憩。涼しい風が吹き抜け、トンボがたくさん飛んでいた。

*
十二山への縦走路

*
熊鷹山山頂から
十二山(左)と氷室山(右奥)

ゆっくり涼んだ後、西沢口への道を下る。尾根を歩き、途中で道標に従って左の白ハゲ沢の源頭に入る。沢沿いの道を下ると、だんだん水量が増え、谷が大きくなってくる。ワサビ田を過ぎると山のコースの途中に出る。ここの道標には熊鷹山方面への記述がないので、登るときは迷いそうだ。

白ハゲ口広場を経て車に戻り、近沢峠(峠直下にトンネルが出来ていた)経由で帰った。今回のコースは、桐生周辺では根本沢からの根本山と並ぶ沢沿いの好ルートと思います。今度は紅葉の時期に歩いてみたい。

P.S.富士登山競走は八合目関門5分オーバーでしたー。残念。


あにねこ登山日誌 © 2004 anineco.org