荒山〜鍋割山(赤城)
自宅から近いのに、なかなか出かける機会がなかった山に登ってきた。雪がたんまりあるのを期待して、スノーシューを車に積んで行ったが、それを使うほど多くはなく、そのかわりに6本爪の軽アイゼンが役に立った。
国立赤城青年の家を経て森林公園荒山登山口の駐車場まで車で入る。なお、登山口から先の車道は現在通行止である。また、駐車場付近の路面の状況は左上の写真のとおり。来る途中の鍋割山の登山口には4〜5台の車があったが、こちらは他の車はゼロ。静かなものである(あとから1台やって来た)。
今日の服装はQD下着+長袖シャツ・ズボン下+薄手フリース・ズボンである。歩いているときはちと暑いが、山の上の雪のあるところではちょうど良い服装だった。
登山口からしばらく林間を登ると、緩くて広い高原状の尾根になる。行く手は鈍角三角形の荒山へ向かってゆるゆると高まっている。左には鍋割山が急峻な山腹を見せている。荒山高原・赤城温泉への分岐を過ぎ、林間を巻き気味に辿る。軽井沢峠への道を分けると、ちょっと小枝がうるさい尾根を登って荒山へ。地蔵岳が寒々と見える。荒山頂上は木に囲まれているが、西側に眺めの開けるところがあり、そこから谷川連峰や尾瀬の山々が良く見えた。さすがに真っ白。尾瀬方面のスキー場も白い帯のように見えている。上信越国境の白い山々の前には子持山や小野子山がちょこなんと鎮座している。
荒山から鍋割山へミニ縦走する。荒山の頂上直下はちょっと急でアイゼンを効かせて下る。その後は眺めの良い緩い尾根になり、小さな雪庇もあって冬山気分が盛り上がる。荒山高原から登り返し、あとはほぼ平らな尾根を辿る。両側は急。鍋割山の頂上は眺めがよく、関東平野の中に群馬県庁のビルがポチッと見える。ここまで晴れていたが、雲が多くなって陽がかげると寒い。荒山高原まで戻って駐車場に下った。
帰りは粕川♨元気ランドでひと風呂あびた(500円)。露天風呂もあり、結構大きい設備で繁盛していた。雪道を歩いて冷えた体を広い湯舟でのんびり温める。温泉サイコー!