早池峰山
盛岡から折壁峠を経て河原坊へ。こちらの駐車場は花も紅葉もオフシーズンだからか、車が少ない。頂上付近の稜線が、ちょっと雲がかかっているが高く見える。朝食で棒ラーメンを食べて出発。コメガモリ沢沿いの道は、沢を渡り返しながら高度を上げて行く。周辺の樹林はうっそうとして素晴らしい。
頭垢離(こうべごうり)あたりは、沢の周辺はスラブ状で、ガスで上が見えないのでますます険しく高山の雰囲気。ここが最後の水場だが、生水は飲まない方が良いらしいので飲まないように(うっかりちょっと飲じまった)。
沢を離れて岩稜を一直線に登っていく。行く手の主稜線のガスが晴れ、青空ものぞいてすこぶる登り甲斐ある眺め。ガシガシ登るとダイレクトに山頂に到着。神社と避難小屋があり、周辺には巨岩がゴロゴロ散乱している。眼下から見渡す限りの雲海で岩手山、秋田駒ヶ岳が遠くにちょこっと頭をのぞかせている。西の鶏頭山への縦走も広々とした尾根で面白そう。北面は鬱蒼とした樹林だ。
帰りは小田越へまわる。数パーティ登ってくる。その中に女の子二人組「頂上まであとどれくらいですかー」。私「下りで40分だからね。まー、頑張ってください」。彼女らは頂上に辿り着いたかな。小田越周辺は駐車禁止。車道を河原坊へ戻る。
下山後、まずはひと風呂浴びたいなということで、ちょっと車を走らせて東和♨に行き、入った後、商店街の食堂で昼食をとる。さて、一息ついたところで、これからどうしようか。取り敢えず、三陸でうまい魚が食べたい!釜石で一泊して、明日、天気が良ければ五葉山に登ろう、と決めて遠野を経由して釜石に向かう。
釜石の町中のホテルに部屋をとる。夜は飲み屋街にある「たつみ」という、店内はちょっとごちゃごちゃしているが、料理はうまい店で飲み食いする。中でもマンボウとサンマ刺はうまかったー。冷酒を飲んで酔っぱらってホテルに帰る。明日、予報では雨となっている。どうなるでしょうか。