岩手山
休日出張の代休が取れて4連休。どこか行こう!ということで、天気予報を見て晴れそうな東北に出撃。まずは岩手山に登ることにする。岩手県の火山情報のHPで登山コースを確認。岩手山に登った後のことは後で決めることに決めて、9/3の夜に桐生を出発。東北道を北へひた走る。滝沢ICで降りて柳沢コース馬返し登山口へ。到着したときには既に空が少し明るくなっていた。登山口の駐車場は広く、周辺はWCや水吞場などが完備。テントも張れる。平日なのに結構車が多い
ちょっと仮眠し、朝食にレトルトご飯を食べて出発する。快晴の青空の中、岩手山が良く見える。枯れ沢を渡って樹林の中を登り、二合目の上の新道と旧道の分岐は、何も考えずに新道へ。こちらは樹林帯の中を登る。旧道は尾根上のガレを登っている模様。五合目の駒鳥清水で冷たい水を飲んで旧道へ移る。ここからは左手に赤いザレを見ながらガレ場を登る。
七合目で急な登りが終り、浅間山を小さくしたような岩手山が見える。八合目避難小屋は非常に立派な建物で、只今トイレを新築中らしく、ヘリで頻繁に荷物を運んでいる。小屋の前には冷たい水がバンバン流れている。
八合目から不動平にかけては、周囲の木々や草が少し秋色になって鬼ヶ城を背景に良い眺め。ザレた斜面を登って御鉢の縁に出ると風が強いが、展望が開けて、黒倉山や御苗代湖が見える。黒倉山の山頂付近からはポッポッと噴煙が出ている。こちらへ縦走できないのは残念。岩手山の最高点、薬師岳の頂上からは360度 の展望で、俯瞰する山麓の田園や、その向うに見える姫神山の△の山容が素晴らしい。
火口をぐるっと一周して不動平に下り、ここの小屋の前で昼食。小屋の中や隣にあるWCはとても綺麗にしていてびっくり(この後に行った早池峰や五葉山もそうだった)。
往路を馬返しへ戻り、山麓の相ノ沢♨でひと風呂浴びて、今日の宿の盛岡市内のホテルに向かう。夕食はバスで盛岡駅前に出て、そこの居酒屋で。もっと飲みたかったが、帰りもバスなので控えました。次の日は早池峰に行くことに決めて就寝。