毛無岩

2004年12月26日(日)
天気:一時
メンバー:T
行程:道場 7:10 …造林小屋 7:45 …相沢越 8:40 …毛無岩(1275m) 9:35 …巻き道と合流 10:00 …道場下降点 10:20 …道場 12:10

先週登った立岩からよく見えた毛無岩がどうにも気になったので、登って来ました。一時的に雪との予報のとおり、途中で雪となって、今シーズン初めての雪を踏んでの山行となりました。なお、今回の雪は降り始めだったのでなんとか登りましたが、積雪・凍結時は到底登れる所ではないので注意。

アプローチは星尾まで先週と同じ。線ヶ滝への道と分かれて、毛無山登山口の道場(という名の集落)に入る。目指す毛無岩がささくれた切株のような岩峰をもたげている。意外と大きな道場の集落を抜け、神社からさらに奥に入ると、終点に丁度4台分の駐車スペースがある。誰もいない(最後までハイカーには会わなかった)。

道標に導かれ、山腹を絡んだり、流れを渡ったりして谷を遡る。U字形の結構深い谷だ。谷の上には鋭い岩峰がいくつも見える。杉林の中の小さな造林小屋を過ぎると、谷の奥に毛無岩の大岩壁が現れる。かなり高く見え、迫力だ。

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毛無岩登山口

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造林小屋付近から毛無岩を望む

ここからは少し広く緩い谷となり、上部は杉林となる。このときまでは青空が見えていたのだが、少し雲が出てきたなと思う間もなく雪が舞い始め、あたり一面あっという間に白くなる。

雪の中を相沢越に登り着く。相沢の方向を示す道標もあるが、下る道は全くなさそうだ。毛無岩へ向かうとすぐに巻き道を分け、尾根上の登りとなる。傾斜が出てきて雪も積もってきたので、念のため6本爪の軽アイゼンを付ける。いくつかピークを越えると、頂上へは痩せた岩稜となり、慎重に上がる。

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相沢越

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痩せた岩稜を登る

頂上直前で岩場を渡るところは断崖(高さ300m!)の上で高度感がものすごく、四つんばいで通過。ようやく頂上に立つ。しかし、立っているだけでくらくらするピークだ。雪が降りしきって、遠くの景色は見えないが、絶壁の下が見えているだけで、もう十分。

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頂上稜線から絶壁を見おろす

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毛無岩山頂の標柱
1275m?と読める

いつものごとく缶ビールを持って来てはいるが、この状況で飲める訳もなく、写真を数枚撮って下山開始。慎重に下る。急な痩せ尾根が続くが、灌木が多いので思ったよりは楽だ。巻き道に合流し、巻き道を少し戻って道場への尾根を下る。

この尾根も両側は急傾斜(ほとんど崖)で深く切れ落ち、なかなか緊張する。途中、痩せた岩稜があり、振り返ると青空が出ていて毛無岩の眺めが良いが、下る先は断崖絶壁の上である(昭文社の地図で展望台とある地点)。これはどうしたものかとあたりを見回すと、手前から右へ下るルートあり。入り口に赤テープがあったのを見落としていた。ふぅ。

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巻き道との合流地点から
毛無岩を振り返る

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尾根コース上の展望台から毛無岩

この後も痩せ尾根、急な下り、滑りやすいトラバースがあり、気が抜けない。下に道場の集落が見えると、ようやく尾根を左に下り、沢に出る。ここから道場まではすぐ。最後は沢を渡り、神社の社殿の脇に出る。飲まず食わずだったので、神社のこじんまりとした境内でお湯を沸かして昼食とする。缶ビールは結局飲む機会がなかった(^^;)。

神社から車まではわずかな登り。下仁田IC近くのかぶら健康センターかのさと(500円)で温もって帰った。


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