二岐山・小白森山
二岐♨に泊って、周辺の山に登ってきました。
7時頃、先に天栄湯に宿泊していた二人をピックアップ。二岐温泉の奥で二俣川を渡り、さらに先へ進んだ林道の脇に車を置いて歩き出す。台風が速度を上げて通過した直後で、風が強い。
ききょう姫の水場というところがあり、次に左へ御鍋神社への道を分ける。神社へは少しの距離なので、往復してお参りをしてくる。神社ではブナハリタケを取っている人がいた。このあたりの山は、キノコが多そうだ。
林道へ戻ってちょっと先が二岐山の登山口になる。アスナロ、ブナの混じった林を登り、ブナ平を過ぎ、ススキ、アザミに覆われた伐採跡地を横切る。あと一段の急登で二岐山頂上へ。吹きっさらしの頂上だが、展望は最高。大戸岳、小野岳。会津田島方面の山麓の田んぼの色が鮮やかだ。那須は雲の中、猪苗代湖、郡山方面も良く見える。
往路を戻り、今日の宿の大丸あすなろ荘に向かう。6年前に改築したという、超 delux な宿だ。夕食(特に土瓶蒸し)が旨かったです。
翌日は小白森山へ。二岐温泉奥の橋を渡って少しのところが登山口になる。5〜6台分の駐車スペースがあり、林道を50m上がったところで水も補給できる。
杉林の緩い登りで高度差約200mを上がると、小白森山から延びる尾根に出る。ここからは、ほぼ一定の傾斜で尾根上を登っていく。伐採が進んでいて、ところどころ残ったブナと立ち枯れが痛々しい。ササ藪が濃いが、歩きにくいほどではない。右手には二岐山のΛ形の端正な山容が見える。
両側が崩れた痩せ尾根の蟻の塔渡りから、小白森山の頂上が見える。ここからも、左斜面が伐採跡で、ササが刈り払われた急登がしばし続くが、傾斜が緩くなると頂上に到着する。頂上からは大白森山と那須の旭岳が良く見える。
往路を登山口に戻り、二岐♨大和屋でひと風呂浴びて、会津田島、今市経由をドライブし(山岳展望良い。二岐山も見えた)、新鹿沼で夕食を食べた後、解散した。