白神岳
弘前に所用があった帰りに、黄金崎不老不死♨に宿泊し、翌日、白神岳に登ってきました。
8/20に弘前駅からJR五能線でまず深浦へ。弥生寿司という所でうまい寿司を食べ、遊覧船に乗ってちょっと観光する。再び五能線に乗って艫作(へなし)へ。送迎の車で宿に向う。
不老不死温泉には、デラックスな新館と旧館があり、旧館の方が宿泊費が1,000円安い。私にとっては旧館で十分。なぜならば、日本海に沈む夕日を眺めつつ露天風呂に入り、食堂にて刺身等の豪華な夕食が食べられるところは変わりがないから。う〜む。幸せ…。
翌日、艫作からJRで白神岳登山口駅(昔の陸奥黒崎駅)へ。秘境のイメージを持っていたのだが、思ったより町中のなんの変哲もない無人駅だ。海抜0mから歩き出す。林道にはいると遥か高くに白神岳が見える。遠い…。登山口には広い駐車場とWCがあり、車ならばここまで入れる。
登山道に入ると昼なお暗い樹林。二股コース入口には、このコースは登山ご遠慮下さいという主旨の看板がある。いくつかの小沢を横切り、うまい水が流れる最終の水場を過ぎると、少し戻るような感じで蟶(まて)山分岐に着く。緩い尾根を上下すると、最後は一本調子の急登になって主稜線に出る。ササ原の稜線を向白神岳や岩木山を眺めつつ標高1,232mの山頂へ。日本海の方も大展望。しかし、歩く距離が結構長くて疲れた。
頂上で休憩していると、学生っぽい男子4人と少し年上?の女性1人のグループがスニーカーで登ってきた。軽装で良く登ってきたなーと感心して女性に話を聞いたら、自転車旅行中に寄り道して登ってきたとのこと。どおりで健脚。
帰り列車を気にしつつ下山する。しかし、余裕で白神岳登山口駅に到着。ビールを飲んで列車を待つ。東能代駅で夜行寝台に乗り換えて帰った。
なお、この山行では次の本が参考になりました。
『白神岳』西口正司著(岩崎村むらおこし事業推進委員会)