梅雨のさなか。南から梅雨前線が上がって来て、予報では夕方から翌日にかけて雨。北の方ならば天気がもつでは、と期待して出かけてきた。
東北道、那須ICを経て沼原池へ。調整池の隣りには湿原があり、遊歩道が整備されている。大佐飛山の不等三角の長い稜線や、大倉山、白笹山のピークと奥に南月山(みなみがっさん)の稜線が見える。
沼原池から樹林をジグザグに登り、白笹山へ。頂上からの展望はないが、少し進むと笹原を交えて意外と高山チックな南月山への尾根が見える。黒尾谷山も低いがなかなか鋭い山容を見せている。南月山の頂上は賑わっていた。祠や地蔵があり、砂礫の尾根が茶臼岳へのびる。茶臼岳の無限地獄から噴煙が勢い良く上がっている。
牛ヶ首までは緩い尾根で散歩気分。茶臼岳のピークは岩石累々で険しい。硫黄の臭いの漂う山腹を巻き、峰ノ茶屋を経由して茶臼岳山頂へ。
ロープウェイ駅から小学生の団体など、続々登ってくる。山頂でラーメンを食べて峰ノ茶屋から牛ヶ首に戻り、姥ヶ平に下る。茶臼岳が良く眺められる(写真左)。紅葉の時期は見事でしょうなー。
雨がぽつぽつ落ちてきた中を沼原池の駐車場に戻る。帰りは幸の湯(1,000円)でサッパリして帰った。翌日曜、予報では雨のはずが大快晴。天気を当てることは難しいのー。