光明山

1998年10月3日(土)
天気:
メンバー:T
行程:笠堀ダム 9:00 …満清水 10:15〜10:30 …光明山(879m) 12:20〜13:00 …満清水 15:10 …笠堀ダム 16:05

新潟県の川内・下田山塊は標高が1000m内外の低山藪山だが、豪雪に磨かれたスラブと険谷を巡らせ、登山道のある山もごく限られた秘境の山地である。この地域には以前より興味をもっていて、山塊最高峰の粟ヶ岳(1293m)には登ったことがある。今回、久しぶりに下田の山に出かけて来ました。

関越道を三条燕ICで降りて、防雪の杉林に囲まれた農村風景が展開する下田村に車を走らせ、光明山登山口の笠堀ダムを目指す。途中の五百川の集落からは粟ヶ岳が高々と聳えているのが見えた。

笠堀ダムの周囲の山々は低いのに急峻だ。湖水の奥に駒形山が眺められる。ダムサイトと手前に駐車場がある。手前の方に車を置き、登山口から雑木林に入る。根の曲がった木が冬の雪の多さを物語っている。ススキ原の傾斜の緩い浅い谷を詰めて尾根を越えると、急峻な山腹のトラバースに入る。岩を穿った道には湧き水が多く、滑りやすいので気を使う。

鉄パイプからちょろちょろ水が流れる満清水で水を補給。万ノ助風吹場という標識から低木の尾根歩きとなる。五合目は樹林に囲まれた小広い広場で金精様が祀られている。

万ノ助山(前光明)の頂上は縦走路から少し左に外れたところにある。帰りに寄ってみたところ、頂上は小広くて、笠堀ダムと粟ヶ岳の眺めが良かった。

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笠堀ダムから笠堀湖
湖水の奥に駒形山を見る

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万ノ助山付近から笠堀湖と粟ヶ岳
(帰りに撮影)

光明山まで1時間20分との標識があり、まだ遠いのでちょっとあせる。下田の山々と深くV字に切れ込んだ渓谷、スラブを見ながら光明山へ縦走。スラブのトラバース、岩稜が続く。フイゴのたて負いという岩場を登ると中光明山のピークで、右38分光明山と記した石の標識があった。

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万ノ助山付近から光明山(中央左)への稜線
遠方奥は中ノ又山

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フイゴのたて負い

笠堀砥石中継小屋を過ぎ、砥山への旧道(この登山道はかつては砥石を切り出して運び出した道だった)を右に分けると光明山(奥光明)山頂である。

山頂からの展望は良く、守門岳、八十里越、浅草岳が見えた。また、深く穿たれた谷とスラブを隔てて中ノ又山、駒形山、矢筈岳などの下田山塊の山々が見えた。これらの山は登山道はないが、いつかは登りたいものである。それにしても、まわりの山々の方がここより高いので、登山口からずいぶん奥に入って来たにもかかわらず、まだ入り口に立っただけのような変な感じのする山頂だ。

帰りは往路を戻る。アップダウンが多いので行きと同じくらい時間がかかった。なかなか高級感溢れる越後長野でひと風呂浴びたのち、栃尾から長岡へドライブして、関越道六日町IC〜赤城IC経由で帰桐した。


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