野峰〜丸岩岳

2008年12月20日(土)
天気:
メンバー:T
行程:梅田ふるさとセンター 10:20 …山の神 10:35 …野峰(1010m) 11:55〜12:00 …丸岩岳(1127m) 12:55〜13:45 …野峰 14:35 …山の神 15:35 …梅田ふるさとセンター 15:45
ルート地図 GPSのログを地理院地図に重ねて表示します。

この日の朝は寝坊したので、遠出は止めて桐生川流域の山へ。野峰と丸岩岳にはそれぞれ数回登ったことがあるけれど、その間の稜線はまだ歩いていない。ここは、落ち葉を踏んで気持ち良く縦走できるんじゃないかな。梅田ふるさとセンターから野峰に登るルートも、桐生周辺では最も長く標高差があって、トレーニングにもなるし。と考えて、ふるさとセンターから野峰を経由して丸岩岳まで往復して来ました。

野峰の登山口は、自宅から車で僅か10数分の距離だ。最初、閉篭里(とづろうり)の山の神から登ろうとしたら貼り紙があり、曰く私有地なので駐車禁止とのこと。ここは何回か駐車したことがあるんですが、もしご迷惑をお掛けしてたら申し訳なかったですm(__)m。ここから登るのは止めて、ふるさとセンターに向かう。センターの広い駐車場は車も疎らで、今日はこれから込むこともないだろう。駐車料金の代わりではないけれど、センターの売店でおやつ用に黒糖豆を買って出発する。

こちらの野峰登山口は、(私は前にも来ているので知っていたが)初めてだと判りにくいかも。センターの建物の右から、茶畑の脇を通って山際の細道を右へ辿ると、集落の中の車道に出る。すぐ先の右下の写真の山道が登山道だ。ここは車道と歩道の十字路になっていて、対面に「梅田ふるさとセンター→」と書いた下山向けの案内標識がある。

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梅田ふるさとセンター

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野峰登山口

登山口から間伐作業中の杉林の斜面を登る。新しい作業道を横切って登ると、尾根上の十字路にある山の神様に着いた。短い登りだが準備運動には十分で、上着を全部脱いでTシャツ1枚になる。それにしても今日は素晴らしく晴れて暖かい。冬用に新調したトレッキングパンツを今回初めて着て来たのだが、保温性が良くて暑いくらいだ(^^;)

ここからは良く踏まれた掘割状の道で、尾根の上を絡むように小さくジグザグに登って行く。杉林に遮られてほとんど展望がないので、歩きに没頭するしかない。トレーニングモードをオンにして、意識的にピッチを上げる。

途中で「町有林丸岩払下記念碑」という石碑を見る。ここらへんが県境で、群馬から栃木に入ったところらしい。手前の看板に田沼町(現在は合併して佐野市)の文字が読み取れた。

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山の神様

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町有林丸岩払下記念碑

なおも尾根を登るとようやく傾斜が緩くなり、やがて杉林を抜けて明るい雑木林に入る。相変わらず展望は良くないが、木立の間から前方の野峰の丸いピークや、桐生川上流域の山々が見える。途中の杉林に覆われた暗い鞍部から右に少し下った所には、かつて野峰ヶ池という小さな池(というか水たまり)があったが、水が涸れて消えたのか、今は探しても見当たらなかった。

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雑木林の間に野峰を望む

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「野峯山登山道」と記された
古い道標

ミヤコザサの生えた短い急斜面を上がり、ピークで左折して緩く登ると、杉林に半分覆われた野峰の頂上についた。以前は全く展望がなかったような気がするが、今は北西の方向だけ樹林が切れていて、男体山を遠望することができる。聞く所によると、この冬はどこも雪がまだあまり降っていないとか。男体山の頂上の白い部分も、やはり少ない感じ。

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野峰の頂上から男体山遠望
手前の稜線は根本山

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野峰の頂上から丸岩岳への稜線

出発が遅かったので、時刻もここで既に正午になっている。早足で登って来てさすがに疲れたせいか、木の間から見える丸岩岳が遠くに感じられるけれど、所要時間は1時間くらいだろう。黒糖豆を齧って糖分を補給したのち、丸岩岳に向かう。

最初は狭く急な尾根を下る。梅田から登ると緩い尾根歩きが続いて茫洋とした印象の野峰だが、こちら側は急峻だ。右側は彦間川流域の急な山肌となっている。急な下りの途中で、自転車を担いで登って来た山岳サイクリングの二人組とすれ違う。ここの登りは大変だが、野峰から先は緩い下りなので、自転車でも楽しいかも。

最低鞍部まで標高差約100mを失って、丸岩岳への標高差約200mをユルユルと取り返す。雑木林の中にところどころ笹原が広がり、期待通りの気持ち良い縦走路が続く。小ピークを越えると樹林に覆われた丸岩岳が間近に見えて来た。あと少しだな。笹原の中に続く踏み跡を辿って林道に出た。

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雑木林とミヤコザサの尾根道

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丸岩岳へはあと少し

林道を横切り、さらに雑木林と小笹の尾根を登ると、丸山岳の頂上に着いた。野峰から約1時間の距離だった。今日、ポッと思いついた山行にしては、結構歩いたなあ。腹も減った。まずは、サンマ缶詰をつまみに缶ビールを空けて喉を潤す。頂上でも暖かく、風もなくて快適。ビールが美味い。それから、鍋焼きうどんを作って食べる。誰もいない、誰も来ない頂上で小一時間過ごしたのち、傾き始めた陽射しを浴びながら往路を戻った。

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林道を横切る

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丸岩岳頂上

P.S. 下山後、桐生温泉湯ららに入りに行った。この日の薬湯はリンゴ湯。湯船に大きなリンゴがまるごとゴロゴロ浮いていて、ほのかにリンゴの香りがする。初めて入って、なかなか良かったけれど、リンゴはやはり食べる方がいいな(^^;)


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