尾瀬沼〜皿伏山

2007年4月15日(日)
天気:
メンバー:T
行程:大清水 5:40 …一ノ瀬 6:30 …三平峠 7:40 …三平下 7:50〜8:10 …南岸分岐 8:40 …皿伏山(1917m) 9:45〜11:00 …三平峠 12:00 …一ノ瀬 13:00 …大清水 13:45

戸倉〜大清水の冬期閉鎖が、例年より1週間早い4月13日(金)に解除されたと聞いて、大清水から尾瀬沼、さらに足を延ばして、群馬100名山の皿伏山まで歩いて来ました。尾瀬はまだまだ雪に覆われていて、スノーハイクを楽しんで来ました。

3時半頃、桐生を車で出発。2時間ちょっとで大清水に到着。大清水休憩所の奥の広い駐車場に車を置く。道路が早く開通したことがあまり知られていないせいか、車は数台しかない。撮影目的の単独行の人や、スキーを担いだ2人パーティが出発の準備をしているところだった。

前日から好天で、この日も気温が上がるとの予報だったが、早朝の山の空気はさすがにひんやりと冷たい。上はTシャツ+厚手の長袖シャツ+薄手のフリース、下はフリース地のインナー+オーバーパンツという、しっかり暖かい格好で出発する。その他、防寒具としてジャケット、そして、軽アイゼン、スノーシューを携行する。

大清水のゲートの横を通って、未舗装の林道を一ノ瀬に向かう。路面は除雪されているが、残った雪が凍っている。一ノ瀬休憩所で積雪は1m。三平橋を渡って山道に入る所で、先行していた単独行の方に追いつく。ここで一休み。振り返ると、四郎岳の奥に白根山が見えている。雪は固く締まっているので、軽アイゼンをつける。トレースがしっかりついているので、ルートについては心配はない。

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大清水のゲートと駐車場

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一ノ瀬休憩所

雪解け水がどうどうと流れる谷川に沿ってしばらく登り、冬路沢を渡る。使われていない林道を横断すると、十二曲の急登になる。

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三平橋から雪道に入る

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岩清水付近

急斜面を夏道沿いにジグザグに登って尾根の上に出ると、荷鞍山や白尾山の見晴しが効く。向こうの方の緩いスロープは、歩いたら気持ち良さそうだ。今回、テレマークで来ることもちらと考えたが、その場合、十二曲の上までは担いで登るしかない感じだった。

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三平見晴付近

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荷鞍山(左)と白尾山

尾根を緩く登り、樹林の中に入ってしばらく歩くと三平峠に到着。展望は全くなく、半分の高さまで雪の中に埋もれた案内板があるだけだ。休憩せず、尾瀬沼に下る。

三平峠から雪道を下ると、眼下に雪に覆われた尾瀬沼が現れる。冬期休業中の尾瀬沼山荘の横を抜けて、尾瀬沼の湖畔に到着した。

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三平峠

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三平下の尾瀬沼山荘

広大な雪原の向こうには、青空の下に燧ヶ岳がくっきりと聳えている。腰を下ろして、この素晴らしい景観をゆっくり眺める。風もなく穏やかな天気だ。雪原の上にはスキーのトレースがたくさんある。昨日のものかな?今日は尾瀬沼に一番乗りをしたようで、誰の姿も見えない。

パンを少しお腹に入れたのち、皿伏山に向かって出発する。ここから先はトレースはない。気温が上がり雪が緩んで来たので、スノーシューに履き替える。湖畔を少し歩くと、取水口のところで大きな三脚を出して写真撮影中の人に出会う。今日は傑作写真が撮れそうですね、と挨拶を交わす。

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尾瀬沼と燧ヶ岳

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尾瀬沼取水口

取水口の立派な小屋の後ろを通り、尾瀬沼の縁を歩いて、皿伏山への夏道の分岐点に向かう。冬期は横板が外されて柱だけになった道標を見て、短いが急な斜面に取り付く。登り僅かで樹林に覆われた平地に出る。現在位置が判るような特徴がない地形だ。方角を確認して進む。

樹林が開けて雪原に出る。これが大清水平のようだ。ここからも燧ヶ岳がよく見える。目指す皿伏山の方向には黒木とダケカンバに覆われたなだらかな丘があるのみで、頂上はどこなのか判然としない。

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尾瀬沼南岸から燧ヶ岳

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大清水平から燧ヶ岳

雪原を突っ切って丘に取り付くと、木の幹に赤ペンキのマーキングを発見する。短い間隔でマーキングがあるので、これを見失わないように辿る。樹林に覆われて眺めはないが、広くて緩い雪の斜面をスノーシューで歩くのは楽しい。皿伏山の山頂も樹林に囲まれた、何もない平地だ。標識の類は雪の下なのか、頂上を示すものが全くない。だが、それがいい。

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皿伏山への樹林の登り

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皿伏山頂上

頂上から僅かに下った東斜面に樹林の開けたところがあり、尾瀬沼から黒岩山、物見山、日光白根山、錫ヶ岳にかけての眺めが良い。その他は、西の方に樹林の間から至仏山がようやく見えるくらいだ。東斜面で、ラーメンの昼食にする。風もなく、陽射しを浴びるとぽかぽかと暖かい。雪で良く冷やした缶ビールが最高に美味い。

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皿伏山より黒岩山〜物見山の稜線

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皿伏山より日光白根山と錫ヶ岳

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皿伏山より至仏山

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皿伏山より尾瀬沼

頂上でのんびり過ごしたあと、往路を戻る。尾瀬沼には降りず、尾根伝いに直接、三平峠に向かう。ここも広くて平坦な疎林の尾根で、雪の上の散歩コースだ。

三平峠でスノーシューを脱いでいると、単独行の方が長靴で上がって来た。例年もっとスキーの人が多いのだが、今年は少ないね、という話を伺う。十二曲を下っていると、女性2人パーティーが登って来るのとすれ違う。今回、山中であったハイカーさんはこれで最後。気温が上がり、雪を踏み抜くことが多くなる。一ノ瀬でスノーハイク終了。車道を大清水へ戻る。朝方、凍結していた路面には、雪解け水が軽やかに流れていた。

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三平見晴付近より皿伏山

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寄居山温泉センター

帰りは鎌田の寄居山温泉センターに立ち寄る。浴室は広くはないが、湯船からは豊富なお湯がバンバンあふれている。戸倉には温泉旅館が多くあるが、シーズンオフに日帰り入浴を営業しているところは少ないので、これは良いを見つけましたv(^^)。


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