鹿俣山

2006年6月10日(土)
天気:のち
メンバー:M,T
行程:センターハウス 9:50 …水源ルート …ブナ平 11:00 …鹿俣山(1637m) 12:15〜13:20 …森林キャンプ場 …センターハウス 14:50

関東甲信地方は9日に梅雨入りしたとのことですが、10日は群馬県内にの予報。貴重な梅雨の晴れ間に玉原(たんばら)高原から鹿俣(かのまた)山に登って来ました。標高差が少ない緩やかな山なので軽いハイキングと思いきや、ササをかき分けて進む所もちょっとあったりして、意外と山らしい山登りを楽しめました。

桐生を8時前に車で出発して、関越道沼田IC経由で玉原高原を目指す。スキーでは数回来たことがあるが、雪のない時期は初めて。センターハウスのすぐ前の駐車場は満杯だったので、少し手前の中心広場の駐車場に車を止める。今日は自然観察会なるものが開催されていて、その参加者が大勢出発するところだった。

センターハウスから舗装された車道を暫く歩く。林間にわずかだが雪が残っていてびっくり。森林キャンプ場・ブナ平への道を右に分け、手を合わせた剽軽な蛙の像が鎮座する「ブナの湧き水」で喉を潤す。湿原入口で車道と別れて木道を辿ると、開けた玉原湿原に出た。

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ブナの湧き水

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玉原湿原

湿原では、花が終わったミズバショウや、花はこれからのコバイケイソウが青々とした葉を広げている。ワタスゲの白い実やモウセンゴケも見られるが、花で賑わうのはもう少し後になりそう。緑に覆われた三角形の頂きをちょこんと擡げた尼ヶ禿山を向こうに見ながら、右廻りルートで湿原を半周する。

湿原から、1302.5m三角点(長沢)とブナ平の間の鞍部に上がる水源ルートを辿る。ササとブナ林に囲まれた沢に沿って登る気持ちの良い道だ。ここにも一部に雪が残っていた。

谷を登り切ると、ブナ林に覆われたほとんど平らな広い尾根に出る。ハルセミ?の声が盛んで、ブナの幹を見るとセミの抜け殻が付いていた。ブナの根っ子が並んで地面から突き出た「ブナ地蔵」と沼田の名木百選のひとつ「シナの木」を過ぎ、探鳥路経由センターハウスへの道を右に分ける。ここから鹿俣山へは道標によると約2.6km、1時間20分だ。

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水源ルートを登る

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ブナ平付近のブナ林

鹿俣山へは尾根というよりは、丘を登る感じだ。ところどころ木が疎らなところはササ原が広がって、道に被さるササをかき分けて進む。林の中に入るとブナの他にトチノキが多く、ちょうど白い花をつけていた。

徐々に傾斜が強まると、スキー場のゲレンデに出た。振り返ると玉原湖やまだ残雪が豊富な谷川連峰の眺めが良い。ゲレンデに入ったり出たりしながら登り、ラベンダー畑経由でスキーパーク駐車場へ下る道を右に分ける。ここから登山道はゲレンデの左の林間を登っているのだが、それをショートカットしてゲレンデを直登、スキー場の最上部へ。ちょっと強引にササ藪を漕いで登山道に復帰した。

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トチノキの花

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スキー場上部から谷川連峰

登山道はスキー場を離れると尾根歩きとなり、最後はササの急斜面をジグザグに登って鹿俣山の山頂に出た。山頂はササに囲まれて、ゆっくり休憩するにはちょっと狭いが、シートを敷いてまずは缶ビールを開け、パンの昼食にする。

頂上から武尊山の方は灌木に遮られているが、剣ヶ峰山から西峰にかけての稜線が高々と見える。また、緑に覆われた玉原高原の眺めも良い。その奥にはテーブルのような山容の三峰山も見えた。

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鹿俣山山頂から武尊山
剣ヶ峰山(左)を望む

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鹿俣山から玉原高原を俯瞰

下山は「武尊山ルート」をとる。頂上から少し戻り、「スキーパーク駐車場へ」という道標に従って分岐を左にとる。最初はササ原の急斜面をジグザグに下るが、すぐにブナ林の緩い下りとなる。シャクナゲが多い小ピークを越えるが、花は終わった後。左手にブナの木の間の武尊山を見ながらゆるゆると下る。

一旦、ゲレンデに出るが再びブナ林の道となり、直進するスキーパーク駐車場への道と別れて右の森林キャンプ場への道に入る。まだ人の気配のないキャンプ場やゲレンデを横切り、小沢沿いに歩いてセンターハウスに戻った。

帰りは道の駅白沢の望郷の湯に立ち寄る(550円)。片品川の断崖の上にある露天風呂から対岸の展望を楽しんで帰桐した。

参考URL:沼田市HP「玉原高原遊歩道MAP」


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