嵩山

2006年1月1日(日)
天気:
メンバー:S,S,T
行程:東登り口 10:20 …嵩山(大天狗)(789m) 11:10〜11:50 …小天狗 12:20〜12:35 …西登り口 13:00

沢渡まるほん旅館で年を越し、天気に恵まれた元日に近くの嵩山(たけやま)に登って来ました。

宿から嵩山の南山麓の親都(ちかと)神社に向かう。神社の裏手に車を回すと、そこは公園になっていて駐車場が整っている。車を置き、まず神社に初詣に行く。大ケヤキの横を通って境内に入ると温かい甘酒が振る舞われていて、ごちそうになった。

ここから嵩山へは表登山道と東登山道の二つの登路があり、後者を登る。大きな岩峰を仰ぎながら伐採地を登る。ところどころの岩登り禁止の看板が目立つ(山全体が信仰の対象となっている霊山なので禁止されている)。

すぐに杉林に入り、雪を踏んでジグザグに登る。岩壁の上から滴り落ちる水が凍っている一升水を過ぎると稜線まではすぐだ。

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東登山道を登る

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一升水

登り着いたところは御城の平で、六角屋根の東屋があり、南面の中之条の市街や榛名山の眺めが良い。平の片隅には経塚という標識があり「為嵩山合戦戦没者諸精霊怨親平等証菩提塔」と書かれた古い卒塔婆があった。東屋のベンチに腰を下ろし、ミカンを食べて休憩した後、嵩山最高点の大天狗に向かう。

大天狗へは鎖の付いた傾斜の緩い岩尾根になっている。ガイドを見て、ここの鎖場が凍り付いていたらいやだなぁと思っていたが、日当りが良いせいか雪は全くなかった。頂上には三角点があり眺めが良いが、背後には鎖が架かった岩があり、そこの上が最高点だ。

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東屋のある御城の平

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大天狗へ岩尾根を登る

岩に登ると石祠とポールがあり、さらに開けて360度の展望だ。北には青空の中、白銀に輝く白砂山付近の上信越国境の山々が眩しい。西には草津白根から四阿山、噴煙を上げる浅間山、南には中之条の市街とその向こうに榛名山のギザギザした山並。小野子三山や子持山も優美な山裾を広げている。東には谷川岳も真っ白な姿をちょっと覗かせていた。

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大天狗から上信越国境の山々

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大天狗から中之条市街と榛名山

岩から降りて、パンの昼食を摂る。風もなく、ぽかぽかと暖かい陽気だ。

頂上から岩尾根を戻って、小天狗への稜線を辿る。北面を巻く所が多く雪の上の道となるが、積雪は5cmくらいだ。小天狗も岩のピークで、頂上には石祠が祀られていて、こちらも展望が良い。

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小天狗への雪道

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小天狗から大天狗(中央奥)

小天狗から稜線を少し戻って表登山道を下る。急斜面だが丁寧にジグザグが切られた道なので、楽に下れる。着いたところはほとんど車の傍だった。

新年最初の山行が天気と展望に恵まれ、良いスタートが切れて良かった。宿に戻り、でゆっくり温まると、ちょうどサッカー天皇杯決勝戦のキックオフの時間だった。


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