飯谷山

2005年10月10日(月)
天気:
メンバー:S,S,T
行程:小杉山登山口 10:00 …飯谷山(782m) 10:55〜11:50 …小杉山登山口 12:35

会津西山に宿泊して3日目。今日は博士山に登る計画であったが、どうも天気は良くないようだ。博士山は次の機会にして、登りの時間が40分と短い飯谷山(いいたにさん)に登ることにする。

飯谷山は、慶長16年(1611年)8月21日に大地震によって崩壊し、麓の大杉山村を埋没させ、小杉山沼(白沼)を誕生させたという歴史をもつ。また、そのような歴史をもつことから、会津百名山にも選ばれている。実は、飯谷山に登ろうとしたのは今回で2回目。前回は豪雨で断念しているので、今日は博士山の代わりではあるが、良い機会だ。

西山温泉からR252に出て、只見川を渡り、国道とは思えない程細くて曲がりくねったR400を走り、「飯谷山登山口」の標識を見て小杉山の集落への道に入る。こんな山の上に人が住んでいるのかと思う程、道はずんずん登って行く。

途中、左へ工事中の林道に入り、白沼に立ち寄る。特に遊歩道等はないので、適当なところに車を置いて、杉林を突っ切ると白沼のほとりに出た。静まり返った湖面の向こうには飯谷山が聳え、ちょっと神秘的な眺めだ。

元の道に戻って、さらに上がると集落が現れ、飯谷山登山口という大きな標識がある。路肩に3台分くらいのスペースがあり、ここに車を置く。霧雨が降っているので傘を差して出発だ。

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白沼から飯谷山を仰ぐ

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登山口の小杉山の集落

民家の間を抜け、ソバ畑を突っ切って杉林の中を登って行く。しばらくして、雨も上がった。途中、工事中の林道を横切ると、あとは静かな山道だ。人が歩いた様子はあまりないが、刈り払いされているようで、要所に道標もあり、迷う所はない。

ちょっと急な登りで稜線に出る。少し進むとロボット雨量計があり、西会津山岳会が設置した道標に、「飯谷山頂まで(緩登)200m」と書いてあった。

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飯谷山への山道

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稜線上のロボット雨量計付近

道標の通り、緩く登る。途中、山栗が大量に落ちていたが帰りに拾うことにして、先に進むと石祠に出る。そのすぐ先が飯谷山山頂だった。

頂上は東側が刈り払いされて、只見川の流れがわずかに見える。西側は地震で崩壊した急斜面で、今では樹木が繁茂している。背伸びをして下を覗き込むと、樹林の中に白沼が見えた。

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飯谷山山頂

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飯谷山西斜面(稜線の左側)

頂上には東山麓の野老沢(ところざわ)からも2つのコースが上がって来ていて、よく踏まれているようだ。それにしても、頂上に落ちている山栗の量はすごい。3人で夢中になって拾い始めるが、拾いきれないほど落ちている。昼食をはさんで1時間ほど頂上に滞在した間に、写真のような収穫があった(v^_^)。

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今日の収穫

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刈り入れ時の小杉山から飯谷山

思わぬ秋の味覚を手に入れ、下山の時も目につく栗を拾いつつ往路を戻る。帰りは宮下町営ふるさと荘に立ち寄る。ここも自噴55℃の本格的温泉だ。これで、温泉と登山の充実した3連休も終了。行きと同じルートを逆に辿り、鬼怒沼温泉でS&Sと別れて帰桐した。

P.S. 帰宅後、山栗を茹でて食べた。甘くてうまい!が、食べるのが(小さいので)ちょっと大変でした。

参考文献:会津百名山ガイダンス、歴史春秋社


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