本白根山

2005年9月26日(月)
天気:
メンバー:T,他13名
行程:白根火山駅駐車場 ==(シャトルバス)== 白根火山ロープウェイ山頂駅 9:30 …本白根山遊歩道最高地点(2150m) 10:10 …展望台(2145m) 10:40 …白根火山ロープウェイ山頂駅 11:30 ==(シャトルバス)== 白根火山駅駐車場

職場で草津にある研修所に宿泊する機会があったので、登山未経験者のグループを引き連れて、本白根山遊歩道を歩いて来ました。天気に恵まれ、ついでに百名山も一つゲット。同行者も初めて見る山上の素晴らしい景観に大満足でした。

前日、研修所で勉強会を行って、宿泊。当日、車3台に分乗して白根火山駅に向かう。駐車場に車を置き、まず湯釜に向かう。今日は平日だというのに、人が多いのはさすが群馬を代表する観光地だ。それにしても、風が冷たい。ツアー客を引率して登って来るバスガイドさんの制服が半袖なのだが、かなり寒そうだ。それにしても、根性あるねー。高山ではもう防寒具の準備が必須であることを(頭ではわかっているが、体で)実感。湯釜に来るのは初めてではないが、何度見ても自然界にはちょっとあり得ない配色に目が覚める。

駐車場に戻り、志賀草津道路を隔てて反対側の弓池から白根火山ロープウェイ山頂駅への車道(一般車両通行禁止)を歩き出すと、タイミング良くシャトルバスが乗車待ちしていたので乗せて貰う。このバスはロープウェイと夏山リフトの利用者のためのものだが、混雑していないときに限って一般客も乗せて貰える(無料)。ロープウェイ駅までの距離はいくらもないが、今日のグループの足並みには若干不安があるので、これは大助かりだ。バス終点のロープウェイ駅から車道を少し戻ったリフト乗り場が、今日歩く本白根山遊歩道の入り口だ。

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湯釜

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本白根山遊歩道入口

ゲレンデを少し登って、すぐにモミ、トウヒ、ササの林の中の道に入る。大した登りもなく水平な道になると、あっという間に鍋底のような空(から)釜の縁(へり)に出る。ハイマツの緑と黄色く色づき始めた草紅葉のコントラストが見事だ。遊歩道は鍋のガレた斜面をトラバースして行く。この斜面にはコマクサの株が多数あったので、開花の時期には見物だろう。空釜を横断し、今日の目的地、本白根山遊歩道最高地点を目指してハイマツと砂礫の道を歩く。

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空釜(旧噴火口)の壁をトラバースする
奥のピークが目指す遊歩道最高地点

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ハイマツと草紅葉の砂礫を歩く

展望台への道を左に分けると、最高地点に続く小尾根に出る。眼下に草津温泉街の眺めが良いので、みんな携帯電話を取り出してパシャパシャ撮影。「セミナーハウス」という道標のある道を左に分けると、標高2150mの最高地点。北を眺めると、ぽっこり凹んだ空釜の景観が見事だ。

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本白根山遊歩道最高地点 2150m

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最高地点より空釜を振り返る
右のピークは展望台(2145m)

本白根山の最高点ピーク(標高2171m)は稜線をさらに辿ったところにあるが、有毒ガスのため立ち入り禁止なので、ここをもって本白根山登頂として良いだろう。機会があれば冬にスキーで、表万座スキー場から三角点(2165m)とここを経由して最高点ピークまで歩いてみたい。

しばらく休憩した後、往路を展望台の分岐まで戻り、木の階段を登って展望台へ。ここも展望が良い。特に、空釜を隔てて見る最高点ピークは釜の底から立ち上がっているので、なかなか急峻に見える。また、目を北に向けると、逢ノ峰のゲレンデ、湯釜周辺の肌色の山腹、遠くに志賀の横手山あたりが見えた。

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草津温泉街を俯瞰しながら
往路を戻る

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本白根山の最高点ピーク(2171m)

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展望台から、空釜を見下ろす
奥へ逢ノ峰、湯釜の山肌、横手山

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鏡池へ下る

展望台から鏡池への下りは、往路でこんなに登ったっけ?と思うくらい、標高差が結構ある。鏡池周辺は紅葉が始まりかけていた。最盛期は素晴らしいに違いない。

さらに樹林の中をジグザグに下り、振子沢の源頭の谷を梯子で横切ると、スタート地点の遊歩道入口。再びタイミング良くシャトルバスに乗車して、白根火山駅の駐車場に戻る。歩き2時間の軽いコースだったが、高山的な景観は一級品でした。車で草津温泉街に下り、大滝ノ湯でひと風呂浴びて帰桐した。


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