小野岳

2004年9月25日(土)
天気:
メンバー:S,S,T
行程:大内登山口 11:50 …小野岳(1383m) 13:35〜14:00 …大内登山口 15:25

福島県の温泉に泊る2泊3日の日程で、いくつかの山を登る計画を立てました。初日は小野岳に登り、湯野上温泉に泊る予定。

車で桐生を発ったときはどんよりと曇っていたが、東武線下今市駅でS&Sをピックアップした頃には急に青空が出てきて、なんとか山に登れそうな天気に。会津西街道を湯野上温泉へ。樹林に覆われた小野岳が、お椀を伏せたような山容で聳(そばだ)っている。

湯野上温泉から大内への道に入る。観光客で賑わう大内の宿場を過ぎると立派な石碑の道標があり、これに従って未舗装の林道にはいる。2,3回カーブを曲がると行き止まりで、ちょっと広い駐車スペースと「小野嶽大内登山口」の道標がある。ここに車を置いて出発。

最初は杉林の中を登るが、すぐに沢沿いの道となる。最終水場を過ぎ、左へ山腹を上がっていくと小尾根の上に出る。「天望台←」という標識があり、すぐ左手の送電塔のある小広場を指し示しているが、樹林に囲まれて展望はない(天が望めるという意味らしい)。

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小野岳大内登山口

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最初は沢沿いに登る

このあたり、ササグリが沢山落ちていて、拾い集めながら歩く。ブナ、シイ、コナラ、トチなどの美しい樹林の尾根の登りとなる。紅葉にはまだ早いが、時期が良ければかなり綺麗なのではないかと思う。

南側の湯野上温泉から見た、こんもりとした山容からは想像できないが、北側のこちらの登りはアップダウンのある稜線が続き、次は頂上かと騙される。最後は少し長い登りがあり、山頂に出る。

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稜線上の樹林の登り

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石祠のある小野岳山頂

山頂は周囲を樹林に囲まれているが、ササが刈り払われて小広い草原になっていて、その一角に石祠がある。

傍らの説明看板によると、祠には小野ヶ嶽明神が祭られている。昭和24年頃、祠の下に埋もれたお宝があると考えた3人の不届きな山師が掘り散らかしたために、五尺も陥没。何も見つからず、そのまま放置されていた。3人の山師たちは祟りのため、間もなく次々に死亡。平成2年に地元の有志が祠を嵩上げして復旧したとのこと。興味深い話だ。

また、他の看板には毎年5月の山開きの登山者数が書いてあり、最近では約250〜350人!の参加があるらしい。

ガスで展望のない中、軽く昼食を食べて往路を戻り、湯野上の今夜の宿へ向かう。

次の日からは天気が悪く、予定していた登山は断念。後はドライブ、観光旅行となる、しかし、小野岳だけでも登れたのは良かった、良かった(温泉や料理も良かったし)。


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