牛ヶ峰

2004年7月31日(土)
天気:
メンバー:T
行程:静岡駅前 =(バス)= 八十岡入口バス停 7:50 …車道終点 8:45 …不動滝 9:10 …内牧分岐 9:40 …高山ノ池 10:00 …牛ヶ峰(717m) 10:20〜11:05 …谷沢分岐 11:30 …車道 12:15 …敷地バス停 12:30〜13:47 =(バス)= 静岡駅前

静岡に所用があったついでに、静岡市郊外の低山に登って来ました。

当初は安倍川奥の山伏に登る予定だったのだが、台風10号が接近中で雲行が怪しく、2000m級の稜線上の風雨はさすがにシビアと思われるので断念。かと言って、せっかく静岡まで来て、このまま帰るのももったいなーい。ということで、標高717mの牛ヶ峰(地形図での表記は高山)に登って来ました。頂稜は緩やかですが、沢筋は滝をかけて結構急峻。意外と歩きごたえがありました。

前日、所用を済ませて静岡駅近くのビジネスホテルに宿泊。翌31日、静岡駅のコインロッカーに余分の荷物を預け、奥長島行きバスで八十岡入口バス停へ。下車すると雨がざんざん降っていて、ここまで来たことについて少し後悔の念がよぎる。しかし、まぁ、行ってみますか。

帰りのバスの時刻を確認し、折り畳み傘をさして歩き始める。幸い、しばらく歩いているうちに雨は止んだが、湿度が非常に高い。厚い雲が垂れ込めて、今日は降ったり止んだりの天気になりそうだ。

八十岡の集落と雨に濡れて緑鮮やかな茶畑の間を抜け、沢沿いの林道に入る。路上に小さな沢蟹がたくさんいる(下山コースの沢筋にも多かった)。林道の終点に団子石という標識があり、山道に入る。

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八十岡の茶畑と集落
牛ヶ峰の頂上は多分雲の中?

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車道終点から山道に入る

沢沿いの道はところどころ草藪が濃い。谷を詰め上がっていくと不動滝の分岐につく。右へ行くと5分程で不動滝の下に出る。今日は水量が多いこともあり、なかなか立派な滝だ。

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不動滝分岐(右へ往復10分)
牛ヶ峰は左へ登っていく

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なかなか立派な不動滝

分岐に戻り、左へ杉林の中を急登する。杉の根元に雨宿りしていたセミが、近づくと飛んで逃げていく。やっかいなことに、セミに紛れて、でっかいアブがつきまとってくるのがちょっとイヤ。

稜線に出ると内牧分岐。湿気と急登で一汗かいたが、涼しい風が吹き上がって来て、しばしクールダウン。尾根を辿り、道標に従って左へ山腹を巻く道に入ると、杉林の中にひっそりと水を湛える高山ノ池に着く。

ここから杉林の中の急な登りで頂上の肩に上がり、草地に出るとすぐそこが牛ヶ峰の頂上だ。この山を登るには季節外れ(秋から春にかけてが佳いと思う)で、しかもこの天気では、ここまで誰にも会わなかったのは当然なのだが、頂上では10人ほどのおじさんグループが車座になり、缶ビール片手に宴会中でびっくり。実は地元の方々で、今日、頂上の草地の刈り払いをされたとのこと。本当に感謝です。頂上からは静岡市街が見える。ビールを飲んで、パンの昼食をとる。

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杉林に囲まれた高山ノ池

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刈り払いされたばかりの
牛ヶ峰山頂

ゆっくり休憩した後、敷地へのルートで下山にかかる。頂上からの下りは放置されて灌木の藪と化した茶畑を通る。夏で草藪が深いせいもあるが、八十岡からのルートに比べるとちょっと荒れ気味で、あまり歩かれていない感じだ。雨が落ちてきたので、雨具をつける。おまけに道は赤土で、滑るとわかってもなお滑る。

谷沢への道を分け、植林帯を右に見て急降下。ここも藪っぽい。左右から沢音が近づくと、滝がかかる出合に到着。

数回、沢を渡りながら下り、車道に出ると敷地バス停までは僅かの道のりだ。バスの時刻まで1時間ちょっとあるので、自販機のジュースで喉を潤しながら、のんびりと待つ。雨が上がって、涼しい風が吹いているのは幸いだった。

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谷沢分岐

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車道に出る

バスで静岡駅に戻り、観光案内所で教えて貰ったホテルのサウナで汗を流して、新幹線で横浜の実家に向かった。


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